2人分の甘酒。
2005/01/10 (月)

連休中は体調不良で予定全部台無しに。
怪我のせいもあるとはいえ…影響は自分だけにとどまるわけがなく。
寒さから逃げて、多少の自己嫌悪と痛みをかかえて布団の中に。申し訳なさに余計に気分は沈む。

頭痛は残るものの、ガタつく体をだましながら目のさえてしまった夜の友をさがす。
淹れたてのコーヒー?紅茶?ハーブティー?
イタリアンパセリのハーブバターでトースト?
とっておきのエスカルゴ?
いや、なんか違う…
冷蔵庫をあさっていると…年末に買っておいた酒かすを発見。普段ならこんな高いのかわないだろぅ!というような値段の(といっても数百円か。)酒かす。

はずかしい話だが、甘酒なるものを自分で作ったことがない。結婚するまではほとんど料理もしなかったわけだから日常的なものは未知の領域。作ったことがないとはいえ、さすがに1パック丸ごととかしたのでは多いだろう…薄いシート状の、形を整えられた酒かすを1枚半使い、甘酒の作成にとりかかる。お砂糖?お砂糖いれるよねきっと。でもどうなんだろう…と、ただといて温まった甘酒らしきものを口にする。…味気ない。やっぱりそうだ。塩ひとつまみと砂糖をかなり投入。高かっただけあって、口当たりもまろやか、お米のようなフルーティーな香りの美味しい甘酒が出来上がった。

…しかし、何につけても2人分の料理というのは半端でしょうがない。ちょうど作るというのがコレほど難しいとは思わなかった。私の好みよりちょっと濃い目の甘酒が、湯のみに3杯出来てしまった。夫が美味しいとおかわりしたので結果的にはちょうどだったけれど。ちょっと冬の夜らしい時間に、満足。

 
shinonの屋上菜園より 〜いとしき日々のカケラ〜
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