玉露と抹茶
2005/01/27 (木)

お茶について

みんなが思うこと、
玉露のお茶を挽いたら、抹茶になるんじゃないかと・・・・。

粉茶になっても、抹茶にはならないと思う。

栽培法は、新芽がでてきたら
茶園のうえによしずで編んだすだれをひろげわらをかぶせ、どちらも同じように手をかけます。
(画像2)

玉露は、芽が出てきた最初の数枚のとこで
柔らかい芽をつみとります。

抹茶にする場合、できるだけ葉っぱを大きく育て
新芽の部分だけ摘み取ります。

ここまでは、大体同じです。

玉露は茶摘みで摘み取った葉を蒸した後
もみます。上等なものほど 手作業で時間をかけて揉みます。
知り合いのHPです。
手もみ作業
http://www5c.biglobe.ne.jp/~hidekazu/temomi.html

私は、去年はほとんど茶摘みの方でしたが、
毎年、茶工場の方も手伝います。
お抹茶(てん茶)の工場です。

まず、茶摘みで摘み取った葉をベルトコンベアに載せ
風を送り込むところにきます。
ここで、ごみや砂をふるいます。
次に高温の蒸気で蒸します。
そのあと送風機で5メートルぐらい吹き上げ冷却。
その次に高温に熱した炉のなかに、ベルトコンベアで
運ばれて、ゆっくりと高温で乾燥させます。
親戚の茶工場の炉は レンガつくりで細長く
上からじゅんばんに、お茶の葉が乾燥されて
3度通る間に、だいぶ乾燥してきます。

その次に、選別機の中を通ると
葉と茎に分かれて出てきます。
それをさらに乾燥機の中に入れて乾かします。
水分がしっかりなくなるくらいにしっかりと乾燥させます。
これがてん茶です。(画像1)
京都山城町の茶工場ではここまでの作業で
木の箱の茶箱に入れて問屋さんに出荷します。
そこで、石臼に挽かれて抹茶になります。




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shimaのお豆作業メモ
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