豆メルマガ
2005/01/10 (月)

□豆メルマガ第19号

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「種まきの時期」

おばあちゃんが、お豆栽培で、一番やかましく言わはるのが、種まき
の時期。
長年、栽培してきて、1番よく収穫できるには、この土地にあった一番
適した種まきの時期をのがしてはいけない。

私が栽培してる大豆も黒豆(丹波の黒豆)も、晩生の作物です。
早く種まきしても 葉っぱばかり繁って、花の咲く時期や実のなる時期は、
ほとんど かわりません。収穫量に差がついてきます。
だから、種まきの時期は大切です。

京都南部 奈良に近い山城町では、
大豆・黒豆は、6月24日前後、
小豆は7月13日前後が、種まきの時期です。
できれば、皆さんの土地にあった お豆の種や蒔く時期を 見つけてください。
特に黒豆は、さぶい地域(北陸・北海道)での栽培は難しいみたいです。

特に大豆・黒豆の種まきは 梅雨の時期とぶつかります。
雨が続くと種まきできません。多少時期がずれても、2日ほど晴天が続き
乾いた畑に種まきしましょう。土をポットに入れて、ポットで苗を育
ててもいいと思います。


「種まきと発芽」

お豆つくりで、1番気を使うのが、発芽、これに1番気を使う。
普通ほぼ100%発芽するはずだが、去年は、だいぶ誤算だった。

私の失敗お豆は水につけてはいけない。
発芽率が50%以下  ・・・・・・いやもっと悪かったと思う。

おばあちゃんに、あとで、言われたんよ。お豆は、水につけたらあかんと
・・・・・・あはっ。(^_^;)
今まで1度も水につけたことないんだけど、水につけてから蒔いたら、発芽
が早いかなと・・・・・大誤算だった。

去年の6月の農園日記参照
大豆の発芽の失敗は、6月26日の日記の画像


黒豆の発芽の失敗は、6月29日の日記の画像

大豆・黒豆は 発芽に大きなエネルギーを使います。
発芽のとき、湿度が多くても難しいです。
水につけてふやかして蒔いたら、発芽率が悪いです。


お豆は、土が十分湿っていたら、蒔いたときにも水をあげなくても、お豆は
土の水分を吸収して、2・3倍の大きさに膨れ上がり、発芽する。
気温15〜20度ぐらいで、1週間ぐらいで発芽するんだけど、その時の条件
が大きく影響する。

よく耕して、やわらかい土を種にかぶせないと、また土の量が分厚すぎても
いけない。土の塊などで、発芽に時間がかかると、カビや細菌におかされ
やすい。

土の水分がなくなると、種は乾燥ぎみで、発芽に時間がかかる。
去年は、晴天が続き、ほとんど雨が降らなかったので、発芽が難しかった
人も多かった。土が乾燥気味の場合、蒔いたときだけ水やりする。
その後、日照りが続きそうなら、発芽まで、ちょっと覆いを考える。

小豆の種まきの時期が、異常高温、日照りが続いたので、種まき後、
発芽まで、すだれをかぶせた。

大豆・黒豆・小豆とも、お豆の発芽のときに、鳥にねらわれます。
しっかりと防鳥対策しないとだめです。
私は、畑の一角に種を蒔き、しっかりと防鳥網をはって、苗を育てます。

鳥対策は、色々とあると思います。防鳥糸を張ったり、きらきら光る
テープを張ったり、畑全体を 網で覆ってあったとこもあります。

そんな中、去年 ちょこっと変わったことしてる畑を見つけました。
種を直播きして、鳥対策に、黒い苗ポットの入れ物を逆さまに かぶせ
てあるのです。ずらーっと。真ん中に穴が開いてるから・・・・いいかも。
その後、そこの畑はそれなりに、収穫してはったので、
来年、直播きするなら、ためしにやってみてもいいなと思いました。


 
shimaのお豆作業メモ
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