私もおばあさんも出来ずにいた偉業を叔母が成し遂げた。
みえこおばちゃんの台所の鍋なんかのどろどろを洗ったりお風呂でどろどろ水にずっと浸かってた洗濯物を洗濯したり。
嫌がってやらせてもらえないんだけど叔母は有無を言わさずさっさとやったんだろう。
すごいや。

私にはまだ出来ない。
私は「いい役」をやらせてもらっているのだ。
あたりさわりのない優しいことを言ったりちょこっとしたおかずを作ってもってったりっていう良い人の役を。
気の向いたときに。自分の負担にならない程度に。
そういった役も必要なのかも知れないが。
他の役もこなせる人になる日が来るんだろうか。
心鬼にして言うべきことをいい、やるべきことをやるほんとに役立つ人に。