■妹食事会（中村で）

妹の結婚ご披露のお食事会。
親族だけの少人数、堅苦しいことは一切なしの和やかで楽しい宴会だった。
高知の宴会は皿鉢（さわち）料理が基本。
お座敷に座り、大皿にどーんとてんこ盛りの料理を皆で分け合って食べる。
自分の食べたいものはその皿の前に座っている人に皿を回して取ってもらうか小皿を持って自分で取りに行くという方式になっておるので自ずと交流が生まれるのです。
皿を持って料理を取りにいく人、酒をついで回る人、挨拶をして回る人、そのうち自分の席にいる人はいなくなり、どれが自分の皿だかコップだかわからなくなることもしばしば。

新郎と新郎のお父様はこういうのは初めてで面食らったようだがけっこう楽しんでくれたようで良かった。
お母様はなんと生まれはこちらの方で、１０歳までうちの隣の市で育ったという。ほんと、不思議なご縁。ご縁といえばあちらの親族の方が偶然うちの母方の祖母と仕事上の顔見知りだったということもあった。面白いなあ。

結婚式の写真を大きく引き伸ばして会場に張ったり、パソコン持ってって小さい頃の写真も織り交ぜてスライドショーにしたりしたのも好評だった。

なかなかに盛り上がった宴会でありました。
私の素人百姓生活は親戚の間でもおおいに話題になっているようだ。黒丸大根をあげた叔母が目が覚めるほど辛かったと笑う。ブルーベリーを植えた親戚のお兄さんとうまくできたら枝を交換しようって約束もできた。

なにはともあれ無事に宴会すんでほっとした。