2004/02/29 (日)
■南西側に畝10本つくるぞ!
びちょびちょ雨で畑には行けず。 昼過ぎてから晴れ始めたけどもう遅い。 改築の準備の荷物運びなどして過ごす。
先週一番のニュースといえばやっぱあれだった。 思い起こせばあれからもう9年か! 残業でいい加減遅くなってるのに駅に着くと電車がとまってて夜11時過ぎても12時過ぎても動かないということがあった。 いつもなら誤るようなアナウンスが入るのだがその日はなんだか様子が違ってた。駅員もばたばたしていて。 午前様でやっと部屋にたどり着きTV見て仰天。 私がのっていたのは日比谷線直通の東武線の電車だった。朝出勤の時にちょいと寝過ごしてたりしてたら命がなかったかも。もしくはいつもよくやるように間違えて逆方向に乗っててもやばかった。
そういや新宿の異臭騒ぎの時も妹と遊んでてちょうど駅周辺にいた。 突然けたたましい音を立てて消防車やパトカーや、それから今まで見たこともない「毒ガス分析装置」という分かりやすい文字のかかれた車がやってきて中から防毒マスクをつけた人たちがわらわら降りてきたのだった。 あの事件のあとだったから妹と二人青くなった。 「サリンって、毛穴からほんの微量が入ってもものすごく苦しんで死ぬって!!」と妹が言ったので私は、 「うわ〜嫌〜><どうせ死ぬならぽっくり逝こう!中途半端に吸い込むよりいっそ思いっきり。せーの!」 と言い、二人で大きく深呼吸をしたのであった。 「お姉ちゃん…頭が痛くなってきた」「…私も…ああ!」青ざめてへたりこむ二人。
…結局新宿のは毒ガスではなかったのが判明し、思い込みの激しい馬鹿姉妹の命に別状はなかったのだが。 人間いつ何時どんなことに巻き込まれるか分からないって自覚した瞬間だった。ちびりそうだったもん。
前の二つの事件では多くの死傷者、いまだに後遺症に苦しむ人も。他の事件でも罪もない人が「ポア」された。 あんな如何にも胡散臭いいかがわしい風体のおっさんの指図によって賢い筈の人たちが決してやってはならんことをした。日本って安全な国だとばっかり思ってたのが音を立てて崩れた。あの時期、駅からゴミ箱も消えたっけ。
しかし、判決を受けたおっさんの態度ときたら! 怖くて現実逃避してるのか? 自分のしでかしたことを自覚させないままの死刑でいいんだろうか? 目には目を。やっぱそう言いたくなってしまう。 もし自分があれで殺されてたり自分が遺族の立場だったらと思うと。 「時計仕掛けのオレンジ」で残酷な主人公が受けたような悪に耐えられなくなる洗脳をするとか。その上で自分のしたことを思い起こさせれば良心の呵責が…ないかな。 逆さ吊りにして遺族の人が一日一回錆びた刃物でブスリと刺しに来るとか。 …いかんいかん、何考えてるんだ私。黒い。
畑生活してるとなんだか満ち足りて、いたるところに闇があること忘れそうになる。それっていいことかわるいことか強いのか弱いのか。 考えるとぐるぐるしてしまう。雨の日。
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