2004/02/12 (木)
「超かんたん無農薬有機農業」読み終わる。
うんうん、高知の人だ、話がふといわw そんで、面白い。 農業書なんだけど、起業家へ送ることばみたいなとこもあるな。どんどん周りの人を巻き込んでいくのがとても上手、山下さん。 志を同じくする人を増やしていって大きな大きな流れが出来つつある。いまや県知事も無農薬有機栽培のことにちゃんと取り組む旨の公約を掲げるほど。
栽培の手順のCD-ROM付。まねできることはまねしてみよう。土が元気になれば病害虫がつきにくくなるって。ほぉぉ。 うちの土が元気になるまでどのくらいかかるかわからないけどゆっくりやるつもり。 農薬は最初から使うつもりなかった。知識ないから下手に使えないし何より体のための菜園だったから。 有機栽培については正直それほどこだわってなかった。 出来ればやろうって感じで。化成肥料の液肥も使ってたし、さ。
プロ達の大きな動きを横目で時々見つつ私は私の畑ごっこに夢中になっていよう。 無農薬でやってるからおんなじだなんて思ってはいけない、意識の面ではほぼ対極にあるかもって感じた。 日本中の農業が無農薬になる日を目指してる山下さん。 日本中の誰もが自分ちの畑なりベランダや窓辺の菜園なりをもつ日をぼんやり思い描く私。そうなったら面白いだろうなー。皆野菜買わなくなってプロは商売上がったりか?いやいや指導者としてすごくもてはやされるか。日本の無農薬野菜がどんどん海外へ輸出されたりして。いかん、また妄想癖が。
現実はもちろん甘くは無く、山下さんたちの「超かんたん無農薬〜」(実際は超簡単ではありえないだろうけど…感嘆はあるかも)っていう動きをみて、代々にがい涙を流しつつ農業をやってきた人たちの中には内心踏みつけにされたような感じを受ける人もおそらくいるんだろうなって想像する。農薬無かった頃ずっと病害虫に泣かされ続けてたら農薬を知った時にはもうこんな便利なもの絶対手放せないって思うよね。 さあ、これから、どうなってくんだろう。維新の夜明け?
今日は割りと早くから畑へ行けた。隣の畑の叔父と叔母も弁当持ちで来てた。気心知れたお仲間がいるとやっぱいいな。 一人黙々と作業するのもそれはそれでまた楽しいけど。内省タイムだったりもして。 だけどそれだけじゃ駄目。叔父叔母や隣のタバコ畑のプロのおじさんおばさんに沢山のことを教えてもらって助けてもらってる。おまけに作物までもらって。 すごく貴重で有難いこと、それって。 いつかきっとご恩返ししたい。私に何が出来るか考え中。
小夏に引き続き今日からデコポンの草取りを始める。 祖父の果樹の草取りと、南西の畑耕すのと、くん炭用の穴堀りの三本立てでしばらくはいくつもり。 くん炭作る穴の位置を大体決めた。 山火事が怖いので深さ1m以上、直径1.8mで周りの草取りも万全にしよう…と思ったら準備にかなり時間かかりそうだ。3月中に出来ればいいか。木の小枝・スリヌカといっしょに雑草、土なんかも焼いてみようと思う。
《本日の作業》 ・デコポン草取り ・いつもの耕し作業。叔母に「人でも埋める気?」って聞かれる程度の深さ。 ・くん炭の穴準備に入る ・豌豆の支柱補強
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