2004/01/15 (木)
海を見るのだ。 枇杷の木の向こうにちょこっと見える青。 ああ、うちの畑はいいとこだなあ^^ 耕して、海を見て、お茶飲んで、おにぎり食べてまた耕して。今日もうんと働いた、働いたーー
20年以上前に両親が親戚から安く買ったという土地。 小学生の頃に家族で石ころ拾ったり父親と二人でとうもろこし植えて結局一本も生えてこなかったりした記憶がある。親の転勤で一家で引越したりして徐々に足が遠のき、ずうっと長い間ほったらかしにされてた場所であった。私も妹たちも18歳で家を出て以来お盆か正月くらいしか実家には戻らなかったし。 両親が定年を迎え、ほんと久しぶりにやっとこさボーボーの草を刈ってひとつだけ畝を作ってトマトと茄子を植えた…と思ったところに父親、病に倒れ突然の入院>< …ふたたび大喜びで猛威をふるう雑草たちなのでした。
さすがの親不孝娘も父の入院を機に荷物まとめて実家に帰った…はいいが、時々母と付き添いを交代するくらいで暇。仕事もないし。(ていうか真面目に探していない)
そうだ、畑やろう って思ったんであった。 おとーさんが退院して畑の草ぼーぼーみたらがっかりするだろうと親戚の叔父が言ってたし。もともと一人暮らしの時からベランダ菜園が趣味だったし。本格的な畑ができるなんて埼玉にいたときは思いもしなかったけど今ならできるのだー!
手始めに草刈鎌。夏の暑い日にわっしわっしと草を刈る。カヤやセイタカアワダチソウだらけのところを隣にある叔父叔母の畑につながる通路を作った。 効率の悪い手作業を見かねて叔父が草刈機で手伝ってくれるようになった。今こうやってなんとか少し畑らしきものができたのは叔父のおかげである。…感謝!
それからえっちらおっちらシブクサと格闘しながら鍬一本で耕して父が退院するまでに畝を三つ作った。もともとあったのを入れて4つの小さな畝。今はいろいろごちゃごちゃ植わってます。少しづつですが収穫もある。 すっかり菜園熱の冷めた両親とは反対に私の情熱はとどまることを知らないのであった…。
あ…すっかり長くなってしまった。 今日はもう寝よーっと。
〔画像〕 左:畑から見える海。晴れた日は青が深く感じる。 中央:そら豆の芽。大きくてかわいい。 右:蕪。太った…キンカンかウズラ卵くらいにはw
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