2013/03/09 (土)
毎年春と秋の2回、菜園利用者を対象に開かれている緑陰講座に参加してきた。今回のテーマは「鳥獣害対策」と「春夏野菜栽培のポイント」。
鳥獣害はこの菜園でも毎年ハクビシンやアライグマが出没して、トウモロコシや落花生などが被害にあっている。講師は、よく一般に言われる開発が進んで餌場が減ったのが原因ではない、鳥獣害はこういった思い込みによるヒューマンエラーだと言い切る。捕獲や射殺の頭数は増えているが鳥獣害の件数は変わらないのに、今年も多額の予算がつけられており、対策を間違えているとも。 動物ごとの生態や被害にあう場面の動画を見ながらの説明はなかなか面白かったのだが、貸し農園での対策というと今ひとつな説明だった。結局被害にあいそうなトウモロコシや落花生の栽培を諦めるしかなさそうというのが出席者たちの共通した感想。
春夏野菜栽培のポイントは目新しい説明はなし。使い残しの農薬は川に流さず希釈して下水へという説明だったが、余るほど薬液を作らない方がずっと賢明なのは言うまでもない。
栽培教室終了後畑に立ち寄ると、同じ行動をとった人たちで菜園前の道路がミニ渋滞を起こしていた。 作業はせず、耕耘機、鍬、マルチ、種ジャガイモを積み込んでYさん宅へ。 Yさん宅の庭の畑の1/3を耕耘、畝立て、マルチングしてジャガイモ植え付け。穴も空けてあるので、収穫まではメンテナンスフリー。 残りのスペースには葉菜類がまだ残っている。トウ立ちし始めているものもあるので、今月一杯くらいで収穫を終わらせてとお願いしてきた。
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(1) 3/3播種の発芽の様子
キュウリ、トマト、パプリカ、万願寺、鷹の爪、長ナス
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