聴導犬
2013/01/27 (日)

写真はいずれも聴導犬。
公益財団法人日本補助犬協会で補助犬ユーザー、ボランティアとの交歓会(オープンデー)が実施された。新しい訓練棟のお披露目が目的の第二弾。第一弾は昨年末盲導犬を中心に行われ、今回は聴導犬ユーザーが中心だった。
身体障害者補助犬法が施行されてちょうど10年になる。それまで補助犬としては盲導犬だけだったが、身体障害者の社会参加を促すひとつの手段として、盲導犬に介助犬と聴導犬を加えて法整備された。
厚生労働省の発表によると、現在聴導犬を訓練する団体は23事業者があるが、実際に稼働している聴導犬は僅かに42頭しかいない。そのうちの1/3は日本補助犬協会が訓練した犬たちで、東北から関西まで広いエリアで働いている。
この日も6頭の聴導犬がオープンデーに参加した。ユーザーの中には夫婦がともに聾唖という方も多く、聴導犬なしでは生活自体が大きく変わってしまうといわれる。
盲導犬の時には賑やかなオープンデーだったが、この日の会話はもっぱら手話で、人数の割には静かだった。

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縦振屋精兵衛菜園残日録
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