忘年会
2012/12/21 (金)

ある財団法人のH田理事長とは20年来のつきあいになる。ふたつの組織が業務の提携をすることになったが、双方の事務局を任されていたのが、H田さんと私だった。その実務をふたりでとりまとめた。それから数年、他の組織をも含んだ統廃合があり同じ職場になったこともあった。彼は多少のヤマっ気はあるものの、いつも偉ぶらない気さくな人柄で接してくれて、今日までつきあいが続いている。

紆余曲折の末、彼は財団法人の理事長に就任し、今その財団法人の中に私の役職とデスクをあけてくれている。

私自身は今年の夏にすべての所属を退職して、現在は僅かな収入の画像処理の自営業で、仕事以上に日本補助犬協会のボランティアと野菜作りに没頭する日々で、この生活に満足している。彼にそういうと、「それはそれでいいじゃないですか。何かあったときに互いに力を借りたいと思うこともあるだろうし、時々情報交換しましょうよ」といってくれる。こちらに交換できる情報などないのを知っていながらである。

昨日H田さんから「報告もありますし、その後で一杯やりましょう、旧知の人も来ますから」という電話があった。先日紹介した先との商談?が進んでいるという簡単な報告の後、財団近くの焼き鳥屋に移動する。目前にライトアップされた東京タワー、予期せぬクリスマスパーティーとなった。H田さんには感謝するほかない。

 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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