菜園開拓
2012/05/28 (月)

日本補助犬協会で昨年栽培した夏野菜が職員に好評で、今年も作って欲しいとお願いされてしまった。
昨年栽培した場所には、現在新しい補助犬の訓練棟を建設中で、他の場所にということになると面積だけは広いが、その全てが法地でしかも笹や葛などの根がはびこった土地しかない。先ずそれを取り除く作業から始めなければいけないので、今年はやらないつもりだった。
それでもできるものを何とかと強い要請を受けてしまったので、昨日HCで苗を物色してきた。既に販売をおえていればいいのに、ナス、トマト、シシトウ、オクラ、ゴーヤの苗がまだ売られていた。時期外れだから苗の状態はあまりよくないし、加えて高い。泣く泣くよさそうな苗を数ポットずつ選んで買ってきた。

先日草や柴を刈り終えた場所を植え場所に決め、広い部分を耕すのは無理だから8m畝を2本立てることにして、畝部分のみをスコップで掘り上げながら、中の根っこを取り除いていく。これが重労働。土そのものは腐葉土を多く含んで柔らかいが、笹の根が邪魔をしてスコップが刺さらない。それでも何とか畝状のものを作って、買ってきた苗を植えた。元肥は化成肥料、刈り取った笹をマルチ代わりに敷いた。
うまく育って職員の口に入ればいいが。収穫までに何度か様子を見てやらないといけない。

i0 i1 i2 (1) 公益財団法人日本補助犬協会は「盲導犬」「聴導犬」「介助犬」の全ての補助犬を育成し認定できる日本で唯一の団体だが、現在はそれぞれ違う訓練施設で育成していて、組織運営上様々な不都合を生じている。現在この敷地にあるのは聴導犬用の施設だが、現在3種の補助犬の総合訓練施設を建設している。この秋に完成予定。
(2) 左にトウモロコシ、右はトマト
斜面なので、トマトは当然寝かせ植えにした。
(3) 1本の畝に手前からナス、シシトウ、オクラ、モロヘイヤ
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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