金比羅さん詣りに御利益なし?
2012/05/09 (水)

目が覚めたら既に10時を回っていた。船の中でもちゃんと眠れたし、昨日のドライブで疲れたとも思っていなかったのだが。チェックアウト時間が12時で助かった。
四国から本州に渡る前に定番?の栗林公園、金比羅さん、丸亀城を回った。どこにもこれまで行く機会がなかったので、敢えて昔ながらの観光コースをたどってみた。

栗林公園ではその広大さと和風の様式美を堪能した。夏のような暑さはともかくも、早くも蝉が盛大に鳴いているのには驚いた。

金比羅さんは千余段の階段を写真を撮りながら上り、お詣りをすませて最後の石段まで下りきった直後、すぐ脇の駐車場に向かおうとしてちょっとした凹凸につまずいた。体勢は立て直したのに、手に持っていたカメラが運悪く石にぶつかってバッテリーカバーと本体の一部が壊れてしまった。今回3台のカメラを持参したが、その中で一番のお気に入りをである。
すべての石段をズルすることもなく徒歩で上り、下ったし、本殿ではちゃんと少なすぎないお賽銭を入れ、きちんと2礼2拍1礼してきたのに、神様にこんな仕打ちをうけるとは思わなかった。

これには少々ショックで、その後の丸亀城も瀬戸大橋の与島PAでも写欲は起こらず、ただ眺めたのみ。
意気消沈したままこの日は岡山泊。

i0 i1 i2 (1) 栗林公園
背後の山も取り込んだ庭園の大きさにも美意識にも感動もの。手入れも行き届いていて、なかなか見応えのある庭園だった。写真は定番中の定番ショット。
(2) ナビの設定が金比羅さんの社務所になっていたようで、途中の検問で通行止めにあってしまった。結局1車線分しかない山道を参道入り口までおりた。その社務所入り口の手前に坂本龍馬のの銅像が唐突にあった。ここを通る観光客も滅多にいないだろうに。
(3) 金比羅さんといえば長い石段。
途中で休みながらパートナーの回復を待つ年配のご夫婦を何組も見かけた。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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