写真展
2011/12/19 (月)

以前農園で隣同士だったカメラマンの大西暢夫さんの写真展が、今月16日から25日まで中野で開かれている。「ぶたにく」という写真集を刊行されているが、その養豚場は鹿児島の知的障害者支援施設なので、同じ志をもつ東京の社会福祉法人が主催されたらしい。写真展の内容もそのまま「ぶたにく」。写真集は豚が誕生してから精肉されるまでを写真に記録し、その写真に大西さんの感想というか説明や気持ちが綴られている写真絵本といういつものスタイル。展覧会の方はほぼ写真のみ。大きく伸ばしてプリントされると、また違う印象を与えられる。
大西さんは埼玉を引き払って、現在は奥さんの岐阜の実家を改装した大きな古民家に移られているので、畑をやめられてからはあっていない。
16日にトークショーをやられるので、それに行けば会えると思っていたが、あいにく用事ができていけなかった。今日の予定が早くなって、午後時間ができたので中野まで行ってきた。
残念ながら大西さんは初日だけの登場だったらしい。主催者の方に近況を伺った。最近は東北の復興活動にボランティア参加しながら、その写真を撮っておられるとのことだった。大西さんらしい撮影のしかただと思う。ご活躍を心から願う。

お子さんやお孫さんに豚肉はどうやって生産されているのか、説明に困ったご経験がある方には是非ご覧頂きたい。
 「ぶた にく」写真展
 中野ZEROホール西館 美術ギャラリー
 12月25日(日)まで  入場無料
 10:00→17:00 最終日→14:00

 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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