2011/04/22 (金)
先日見学してきた家屋の保存の件で、市議の方が訪ねて来られた。色々問題は多いが、何とか残したい。文科省の文化財指定は受けられそうなので、予算の件もある程度クリアできるし、という相談だった。 文科省の指定や補助内容はこちらで詰めることにしたが、新たな提案を行った。建物の設計者は高名な設計家で東日本大震災で被災した地域の出身者。その地域も津波被害が大きかった。このことを前提に、市から市へ、建物をタウンホールとして寄贈してはどうか、というもの。 これを機に姉妹提携してもいいし。市として社会的に意義深いことであるなら、市長も話しにのってくるのではないか。もしダメでも、先日同行した教授の大学が、同様に被災した研究所の建て替え用に引き取ってもいいと言っていることも、併せて提案した。 市議は少なからず心を動かされたようで、市長を説得し、市の重鎮を口説いて移築資金も寄付させたいと、意気込んで帰っていかれた。 実現すれば、ちょっとした話題になりそう。
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