写真展・飲み会
2011/01/21 (金)

昨年東京と大阪で開いたYさんの写真展が、会場を銀座に変えて今日から1週間開かれる。ミラーレス一眼で話題をさらったオリンパスペンで30人の女の子を撮った写真を集めてある。昨年見逃してしまったので、初日だともしかしたらYさんもいるかもしれないと思って、かつて富士フイルムのギャラリーがあったGINZA7に出かけた。
会場に入るといきなり「ありがとう!」と元気のいい声で迎えられてしまった。Yさんは恐らく日本で一番多くグラビアモデルを撮った写真家だろう。少なくとも世間ではそのような写真家だと思われているし、Yさんの女の子を撮る巧みさは他の写真家の追随を許さないところがある。しかしYさんは消えゆく名建築物を撮るというライフワークを持っている。「これを撮りたいから、グラビア撮って稼がなきゃ」と本人は屈託がない。
しばらく、話している間にもカメラメーカーや出版社の関係者などが押しかけてくる。写真はあまり見ないで、Yさんに挨拶をして帰って行く。(笑) 
写真の話はあまりしないで、もっぱらYさんの持病の骨髄性白血病の話。それにまつわるいくつかの案件で役に立てるかもしれない。改めて相談することにした。
「写真を撮る行為自体がセラピーですよ」というYさんの言葉が胸に残った。


夕方遅くから四谷の「和楽」で飲み会。以前勤めていた会社の同輩や先輩4人と。同期のA君とは30年ぶりか? 皆関連会社の役員になっているが、私の頭の中では課長か主任のまま。昔話や近況報告などで、2時間半があっという間に過ぎた。

 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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