帯状疱疹
2010/07/07 (水)

昨年三叉神経系の帯状疱疹に罹ってしまった。右眼から頭頂部にかけて右顔面の上半分に水疱瘡ができ、右眼角膜にもヘルペスができてしまった。
湿疹が出始めのときに医者にかかればよかったのだが、数日前から強烈な眼痛と頭痛に悩まされ、耐えきれず眼科で強い眼精疲労という診断を受けたばかりだった。
当日は岡山のUさんの葬儀があって、そのまま岡山に出かけた。葬儀が終わった後、墓参のために広島の実家に向かった。実家に着いた夕刻には、患部に何とも言えない痛みと違和感を感じ、湿疹が水疱瘡に変わっていくところだった。私の顔を見た兄嫁が、すぐに帯状疱疹と気づき、あちこちの病院に電話をかけまくって、皮膚科で夜間診療できるところを探してくれた。
診断は予想通りの帯状疱疹で、お約束の抗生物質と軟膏が処方された。ベッドが空いていれば入院治療すべきだったが、遠方ということもあって、取り敢えず薬だけ貰ってきた。翌1日実家で休んで、翌々日自宅に帰ってきた。まぶたの裏にまで水疱ができて、右眼は見えない状態だった。
帰宅翌日社会○○中央病院に出かけた。家に近いという理由でここにしたのだが、ホスピタリティの低さで有名なだけあって、2時間半も待った挙げ句に、新たな注意もなければ、処方された薬を飲めばいいというだけで終わった。
仕方なく改めて皮膚科と眼科のクリニックを探して、受診した。眼科では角膜ヘルペスへの軟膏を処方して貰い、皮膚科は併設されている「痛みの科」でブロック治療を開始した。
眼科の治療が遅ければ失明の危険があったといわれたが、処方通りに目に直接軟膏を塗布し続けて完治した。
水疱がなくなった後の患部の後遺症である神経痛は強烈で、週1回右眉のちょうど真ん中当たりに麻酔を注射するのだが、これ自体が神経痛を圧倒する痛さだった。昨年末までブロック注射を続けた結果、耐えられない痛みはかなり軽減したが、依然今日まで痛みや違和感が残っている。
右眼は結膜炎と眼精疲労が結託したような痛みがあり、右額から頭頂部にかけては、およそ考えられる痛みの種類が日替わりに現れる。
今年に入ってから治療は週一回の温熱治療に末梢神経を活発にするビタミン剤の服用だけだった。クリニックの院長はかなり美形の女医さんだが、「今までビタミン剤しかなかったのだけど、新しく帯状疱疹後の神経痛を抑える薬が出たんですが、試してみませんか」という。前回まで「これ以上の治療方法はないので、もし他の方法で痛みを抑えようとするなら漢方薬を試してみるのもひとつの方法です」といわれていたので、すぐに「お願いします」と新薬を服用してみることにした。
薬の名前は「リリカ」。朝夕2回服用する。効果が現れてくるのは服用後1週間くらいしてから。劇的な効果は期待しないが、少しでもよくなれば・・・。

<今日の作業>
ひたすら雑草とり。

<今日の収穫>
ナス、インゲン、伏見甘長、ピーマン、モロヘイヤ、大葉

i0 i1 i2 (1) スイカ。大玉2株、小玉2株。
鳥害除けに水糸を張っている。
現在のところ順調。
(2) 終わりかけのモロッコ・インゲン、もうすぐ収穫のトウモロコシ、順調な山芋(自然薯と大和芋)。
右畝はキュウリ第二弾。
(3) ナス、接木苗4株。
一株が根腐病に罹患。他は順調。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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