絵画展
2008/10/06 (月)

夕刻、美大卒のOさんを誘って、フォシーズンズホテルのアートギャラリーで開かれている「吉岡耕二絵画展」を覗きにいってきた。
「色彩の魔術師」と呼ばれる(なんだか、ビフォーアフターみたいだな)吉岡耕二さんの作品は、ほとんどが海外の風景画だが、そのモチーフはあまり意味がなく、全体の色遣いを楽しむものだと思う。時に空が黄色だったりピンクだったり、時に海が赤かったり、グレーだったり。
展示されている作品は、8割が今年になって描かれたものだったが、少し鮮やかさが戻ってきた気がする。いつもの個展の会場になっている渋谷のbunkamuraに比べて、天井が高く、壁面の色が落ち着いているのと、ライティングの色温度の違いかも知れない。会場に入ってすぐに昔の作品かな、と感じるくらい鮮やかに見えた。
わが家には吉岡さんの絵が2点ある。ひとつはヨーロッパの古都市の広場、これは油彩。もうひとつは作者が贈ってくれた新築祝いの地中海、こっちはオイルオンペーパー。吉岡さんの作品は、いずれもグラフィックな絵画なので、洋風な壁面であれば場所を選ばないのがいい。

i0 i1 (1) 油彩
(2) オイル・オン・ペーパー
(3)
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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