通年貸畑の危機
2007/12/09 (日)

少し休んで畑へ。着くなりHさんに声を掛けられた。通年貸畑を盛土するかもしれないということは聞いていたが、いよいよ具体化してきているようで、貸し主のIさんから移動を言い渡されたという。移動先の畑は同じエリア内ではあるが、これまでよりずっと遠くなる。Iさんがいたので話を聞いた。
菜園がある一帯は畑土の流出と地盤沈下が激しくて、この20年で1mも沈下してしまった。そのため冠水することも多くなって、菜園の周囲のプロ農家は畑土の下に建設残土を入れて地面を上げる工事を進めている。通年貸畑の隣地主も着工を決めたので、このままでは貸農園の方が極端に低くなるため、常時冠水におびえながら使うことになるし、同様に盛土工事をしても2年間は作物は作れないのだそうだ。
これまでかなりの投資をして有機物を投入して、はじめは粘土状だった土も軟らかくて使いやすくなったのに残念だが、やむを得ない。
Iさんと話をしていると、年貸畑の通路の向い側の区画は希望者のみ年明けの耕運はしないことにしたというので、折良く畑に来ていた菜園主に聞くと、契約を更新しないだろうと思われる区画がある。すかさずIさんに予約を入れた。現在の通年貸畑に比べるとかなり小さいが、年貸畑とはほぼ隣り合わせになるので、実現すればかえって便利になる。ブルーベリーの植え替えは大変そうだが。

<今日の収穫>
タアサイ、春菊、リーフレタス、ブロッコリー、大根、人参
人参は播種が遅かったため収穫サイズに至らず。

i1 i2 (1) 寂しい室蘭の朝
(2) 移植したばかりのアサツキとワケギ
また移植することになるのか。
(3) 折角芽が出たスナップエンドウもこのまま収穫できるのか。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]