2007/07/27 (金)
葬儀に参列するため近くまで行ったので、野口種苗に寄ってきた。蒔き時が近いニンジンの種を買わなければいけないと思っていたので、ちょうどよかった。いつもと同じ高農真紅金時にタマネギもルージュと奥州。シマニンジンもと思ったが自家採種した種があるので、今年はこれを試してみることにした。発芽しなければあきらめる。
店主に「今年のアロイトマトは発芽が悪いねえ」と言うと、 「そうなんですよ、あちこちから苦情をもらったり、自分でも3回発芽テストをしたけど、全然出なかった。どうも採種元の保存状態が悪かったようで、文句を言って入れ直させたんですよ。通販の人には送り直したんだけど、店に来た人には連絡の方法がなくて」とのことだった。 「来年これを播いてみてください。発芽率は70%くらいだから」と新しいアロイトマトの種袋をくれた。 「店の裏庭でアロイ作ってるから、よかったら見ていきますか」というお誘いに、店主が育てているアロイトマトを見せてもらった。 ガーデニング用の木鉢に一株、こちらは完全無肥料、畑土と鹿沼土か。大きめのトロ箱に一株、畑土に堆肥たっぷりに肥料を箱の隅に少し入れている。灌水はせず天水のみ。どちらも茎は人差し指の太さくらいで、上から下まで太さにバラツキがない。高さは木鉢の方が1.5m、トロ箱の方が2m強。トロ箱の方が土の量が5倍くらい多いのと、肥料が効いたためと思われる。 比較すると出来るだけ肥料を抑えることと、土中の水分を減らしてやるのが栽培のコツだということがよく分かる。 ちょうど完熟するばかりの実がついていたのを「食べてみて」ともいでくれた。
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(1) 買った種3種と、貰ったアロイトマトの種と実物。
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