玉葱畝立て
2006/10/22 (日)

動くと汗ばむ程度の穏やかな野良日和。昨日年貸畑の作業に専念した。今日は通年貸畑のみで作業。

お隣のM名人は空豆と豌豆の種まき。「今年も早いですねぇ」と声を掛けると、「種屋の旦那にも早すぎるのはよくないと言われたんだけんど、去年芯を止めてうまくいったからねぇ」と笑っている。伸びすぎた苗の芯を止めて年を越したお隣の空豆は、確かにウチのよりいい出来だった。畝を立てる前に何か元肥を入れていたので、「元肥は何ですか?」と聞いたら、「鶏糞。窒素分が多すぎるんだけんど、余ってたから」とM名人はいつでも屈託がない。なかなか教科書通りにはいかないのが面白いところでもある。
「エンドウの種ある?」と聞かれたので、「去年の種を播きますよ」と答えたら、「種は新しいのを播かなきゃ、ウチは播いたから、これ上げるよ」と言って、まだ半分以上も残っているスナップの種を種袋ごと頂いてしまった。

午後になって、隣の若夫婦が差し向かいで昼食中。牛蒡のやりとりですっかり仲良くなった。お隣、一畝まるごと花豆を植えていた。夏の盛りにあの赤い花が満開だったが、収穫することなく棚は撤去されてしまった。「花豆に莢が着いたよ」というと、「本当だ、ウチは全然ダメだったのに、何が違うんだろう。種、野口で買ったんですよね」と言うので、「開花中の気温が低くないと着莢しないからね」と答えると、「そうなんだ、知らなかった」とのこと。しばらく花豆談義。今度種を持ってきてあげよう。

<今日の作業>
○空きスペースに5mの畝を3本立て、穴あきマルチを掛ける。2本は玉葱用、1本は高菜用。
○高菜用畝に高菜播種、チンゲンサイ定植。自宅育苗中の高菜は来週移植する。
○二十日大根、小蕪間引き。
○通年貸畑全体の中耕、除草。

<今日の収穫>
水菜、青梗菜、タアサイ
生姜撤収。種と同じ量ぐらいしかできていなかった。

i0 i1 i2 (1) 通年貸畑の様子
手前から ◇ネギ ◇ホウレンソウ ◇二十日大根 ◇ホウレンソウ ◇水菜 ◇小蕪 ◇宮重大根 ◇辛味大根 ◇ニンニク ◇分葱 ◇白菜 ◇ナス
(2) 横に植わっていたホーム玉葱もどきを撤収して、ニンニクだけの畝にした。ニンニクは2度目のトライだが、一昨年植えた苗は年を越えて枯死してしまった。今回は果たしてうまく出来るか。
(3) 産卵中か、カマ君
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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