葉菜播種
2006/09/02 (土)

かなり早くに目覚めたが、部屋の空気の肌寒さに、ついぐずぐずしていたら、家を出るのが8時半を過ぎてしまった。日中も涼しいだろうと思ったのはただの幻想で、直射日光は相変わらず鋭い暑さだ。結局2時過ぎまで暑さの中で、畝立てと種まきした。

M地下足袋名人にユウガオを貰った。実はM名人もSさんに貰ったのだが、自分でも作っている。断るに断れず貰ったので、私が貰ったのはSさんには内緒だから、と言われた。M名人の故郷ではヒルガオ(干瓢)を「シロクジラ(シオクジラ?)」と言うのだそうだ。干瓢の作り方も変わっていて、かつらむきにするのではないそうだ。ヒルガオそのものが1m位の長さがあるので、皮をむいて、首のところをつなげたまま、縦に薄く短冊状に切るらしい。干すのも、空中にぶら下げるのではなくて、傘の骨状に広げて陽差しで焼けた石の上に乗せると、きれいに真っ白な干瓢が出来上がるのだそうだ。地方によって作り方も色々あるものだ。

スクナの蔓はまだまだ茂っているが、入り口に一番近いところに採り頃のスクナがあった。近すぎて気がつかなかったようだ。丁度去年種用に買ったスクナとほぼ同じ大きさ。家にはまだ4本もあるので、Hさんに差し上げた。「去年伊勢丹で千円で買って、食べた後の種から」という注釈つき。

<今日の作業>
○トウモロコシ鳥よねネット。
○ゴマ倒伏防止用支柱を立てる。
○キュウリあと畝立て。葉菜類苗床用。
○ニンジン・ゴボウ後畝立て、マルチング。
○葉菜類播種、ベタガケ。ほとんどが昨年・一昨年買って、この夏中車の中に置きっ放しにしていたので、ちゃんと発芽するかどうか。(水菜、しまな、タアサイ、サニーレタス、ふだん草、チンゲンサイ、春菊)
○昨日発見した紫花豆、トマトあとに播種。

<今日の収穫>
ナス、オクラ、万願寺唐辛子、キュウリ、スクナ南瓜

i0 i1 i2 (1) トウモロコシに防鳥ネットを掛けた。
あまりいい出来にはなりそうもないが、それでも鳥には食べさてしまう訳にはいかないので。
右は雌雄同花のその後。むき出しになったコーンの間から雄花の穂が出ている。
(2) 左上:葉菜類を蒔いた苗床
右上:だんだん赤くなってきた鷹の爪
左下:そろそろ間引き時期のニンジン
右下:葉菜類移植用に立てた畝、ニンジン、下仁田ネギ
(3) 今日の収穫
Mさんに貰ったユウガオ。本来は太さはこのくらいで、長さがこの倍くらいになるのだそうだ。かなり太い垂木で高い棚を組んで、収穫するときは梯子をかけてとるらしい。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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