謹賀新年
2006/01/01 (日)

あけましておめでとうございます

つつがなく明けた新年、祝うという気持ちはないが、家族揃って雑煮の朝餉を食べられる幸せを噛みしめる。やっぱりめでたいというべきか。
お昼近くになってカミさんと初詣に出かける。旧浦和市内では一番大きな調神社(つきのみやじんじゃ)まで徒歩で15分ほど。近づくにつれ、人が増えてくる。例年はもう少し早い時間に行くので、それほど待たずに参拝できるのに、境内の外まで列ができている。
午後になればもう少し人波も減るかもしれないので、どこかでお茶でもしようか、ということになり、浦和駅の山口屋に向かった。ところがあるはずの山口屋が影も形もなくなって、更地になっている。どうもパチンコ屋になるらしい。移転の知らせも見当たらず、廃業してしまったのだろうか。
更に歩いてPホテルの喫茶店で小1時間ほどの作付会議。漬け菜は高菜だけに、南瓜はスクナを、収穫時期を一時に迎えるのをもう少し工夫してもらいたい、等々の要望が採択された。
神社まで戻ってみると、さっきより列が伸びている。不埒な目論見に元旦早々神の鉄槌がくだった。やむを得ず列に並ぶこと1時間、無事参詣できた。
いったん家へ帰ってから所沢へ、一番大きな山芋を手みやげに年始。普段より車が少なく走りやすい。これから年賀状の整理をして返信をしなければ。

i0 i1 i2 (1) 正しい日本のお正月の風景。
ちなみに私の家ではありません。
(2) 作付会議に供されたケーキとコーヒー。
(3) 並ぶ善男善女。初詣とあっては、さすがに文句を言う人はいない。鳥居の脇に立てられた「混雑緩和のため鈴はありません」の看板に苦笑する人多数。「賽銭箱はありません、てのはないか」と言う人チラホラ。
「調神社」と書いて「つきのみやじんじゃ」と読む。私のふるさとの文字と読みに親近感を感じて、毎年ここにお参りしている。この神社には狛犬ならぬ狛兎がいる。卯年にはTVの中継もあったが、戌年では残念ながら話題にはならない。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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