玉葱畝立て
2005/10/23 (日)

朝から晴れ渡って久しぶりの秋晴れの休日となった。特別急ぐ作業がある訳ではないが、こんないい天気の日に畑へ行かない手はない。のんびりモードでカミさんを連れて畑へ。カミさんは収穫、私は玉葱の畝立て。

大根を収穫している地下足袋姿のM沢さんがいた。かなりの量の大根だが、太いところでもまだ10cmくらい。「これは2本を1本にした間引き大根だよ。このくらいまで一緒にしておく方が太りが早いからね。」とのこと。M沢さん、何カ所も畑を借りている。大根畑を見せてもらった。15坪の畑いっぱいに大根のみ。ここのはすべてタクアンにする大根で、他の種類は違う畑に植わっているのだそうだ。普通の農家でもこんなに漬けないだろう。
ナタ豆の話になった。M沢さんも植えているという。「ナタ豆なんて福神漬以外に使い道がないんじゃないの」と言ったら、「ボケ防止にいいんだよ。オレ向きの豆だな。莢をトンカチで割って、取り出した豆を塩茹でにすると、結構ビールのつまみにいいよ」と沢山持ってきてくれた。早速夕飯のとき食べてみた。独特の青臭さがあった。茹でピーナッツにはかなわない。「ぼけてもいいや」というのが正直な感想。

<今日の作業>
通年貸畑に玉葱用の畝を立てる。鶏糞・油粕・過リン酸石灰・骨粉・籾殻を鋤き込んで、二畝を立てる。マルチの穴を数えたら、一畝丁度100個、計200個。定植は一月ほど先になる。

<今日の収穫>
パクチョイ、ニンジン、蕪の摘み菜、ヤーコン葉、食用菊(お供え用)

i0 i1 i2 (1) 通年貸畑の様子
真ん中の二畝が玉葱用
(2) 年貸畑の様子
(3) ほととぎす
shimaさんに名前を教えてもらった。何とも不思議な花だ。花びらも、雄しべ雌しべも、色も、模様も。植えた訳ではないのに、エアコンの室外機の後ろの僅かの隙間から生えてきた。去年は同じ場所にフウセンカズラが生えていたのに、どういう訳か入れ替わった。
もりもりさんちにも同じ花が咲いている。名前を尋ねたら、shimaさんが教えてくれた。いいところを見せようと、早速カミさんに「何の花か知ってる?」と聞いたら、即座に「ほととぎすでしょ」と答えられてしまった。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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