菠薐草、分葱
2005/09/18 (日)

秋晴れの一日。日向で身体を動かしているとたまらなく暑いが、日陰にはいると涼しくて秋を実感する。

南瓜の後を耕していたら、Mさんが現れる。「こう暑いと手で耕すのもくたびれる。耕耘機が欲しいけど、そんな広さじゃないし。」考えることは同じだ。「中古を共同で買うって手もあるね」と言うと、「それはいいんだけど、置き場所が困る。雨ざらしにもできないし。」「確かにそれが問題だな。軽トラ持ってる人もいない。」
帰り際に「この間ナスの種買ってきたから、今度持ってくるね。」とのお言葉。採種は怠りなくしてあるのだが、播くならやっぱりオリジナルの種の方がいいか。

<今日の作業>
○ゴマ収穫。既にはじけてしまった莢も多く、そこいら中にゴマを播き散らかしながら収穫する。家に持ち帰って、プラスチックの手箕の中で乾燥させる。収穫したゴマは先っぽの未熟果を除いても1.5mはあるが、手箕の大きさに合わせてその半分くらいの長さにそろえる。普通は何本かをまとめて結束し、縦にして乾燥させるのだが、庭が狭く日当たりも良くないので、手箕に乗せたまま日当たりを探して、一日に何度か移動させながら乾燥させる。
○ゴマあとと隣の畝を耕し直して、再び2本の畝を立てた。片方にはホウレンソウ播種。木曜日から水に浸し、冷蔵庫に入れ芽出しした種。
○台湾葉葱移植。昨年秋播種した直後の大雨で種が流され、発芽したのは10本ほどだった。その後畝立ての都合で何度も移植し、何度も踏みつけられながら分けつを繰り返して、50本くらいになった。移植を終わったところへ、種をくれたMさんが現れた。「これ、去年もらった葱。」というと、「丁度このくらいが食べ時だよ」と笑われてしまった。「欲深なもんで、もっと増やして食べるつもりだから」とごまかした。
○南瓜あとの一部を耕し、畝を立てて、分葱を定植した。帽子を深くかぶせたままにしておいたので、大きくなった芽が外に出ることができず、皮の中でとぐろをまいていた。保存した種の2/3が余ったので、「ご自由にお持ちください」と書いて休憩所に置いてきた。
○タアサイ播種。

<今日の収穫>
ゴマ、ささげ、モロヘイヤ

i0 i1 i2 (1) 移植した台湾葱と、ほうれん草の畝
台湾葱は葉ネギだが、深植にして白ネギにする。
(2) そこいら中にこぼしたゴマ。横にするだけでバラバラこぼれるので、裸では持って帰ることができない。やむを得ずビニール袋に入れて持ち帰った。袋の中にこぼれたゴマが一握りほどあった。
(3) 畑の隣に庭木仮植畑があり、少しばかりの日陰を提供してくれる。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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