ナス異変
2005/07/30 (土)

1週間しかたってしないのに、何だか久しぶりに畑に行く気分。空は曇っていても季節は夏、むしろ曇っている分湿度は高いし、蚊はいるしで、気分爽快とはいかない。帰ってからのシャワーだけを楽しみに作業する。

台風の影響が気になったが、ナスの枝が何本か折れていただけ。あまり風は強くなかったようだ。ナスは枝が折れただけでなく、すべての株で葉が病気にかかっている。炭疽病風なもの、べと病風なもの、ハスモンヨトウにやられたようなもの、といくつか複合的にやられている。一株はチャノホコリダニにやられている。かなり深刻な状況だ。こんなことは初めてだ。相当上の方の葉までやられていて、このままにしておくと早晩枯死してしまうかも知れない。3年前に買っていたベンレートとオルトランの水和剤があったので、午後散布した。いったん切り戻して秋ナスに備えるという手もあるが、採種もしなければいけないので、今回は薬に賭けてみることにした。

万願寺唐辛子が枯れる、残りの二株とも。もともとあまり元気がなかったところ、先週末から少し成長を始め、花も実も付き始めていただけに残念。今年は唐辛子系もあまりよくない。ピーマン一株だけが頑張っている。鷹の爪もなかなか大きな株になってくれない。

インゲンが終わり、ササゲが最盛期に入ってきた。1週間あけると既に莢では食べられないほどに大きくなってしまうものも多い。

ゴマがナスと里芋に挟まれてたうえに、充分に間引いてやらなかったものだから、少々徒長気味。一番花の着き始める位置が異常に高い気がする。年中湿っている畑だから、草の勢いは旺盛だし、日中でも蚊がいるしで、もう手をかけないことにする。

<今日の作業>
○トウモロコシ脇芽欠き
○キュウリ、キクウリ誘引
○ヤーコン倒伏防止用ロープ張り
○トマト枯死株後に花豆播種
○ナス整枝、誘引、ベンレート・オルトラン散布

<今日の収穫>
○ナス、オクラ。南瓜、ピーマン、トマト、ささげ、枝豆、ニンジン、ゴボウ、モロヘイヤ

i0 i1 (1) 秋の着果に向けて成長中の豆たち
トラ豆(上左)、金時豆(上右)、おいらん豆(下)
(2) <今日のナス>
右の写真はハスモンヨトウ被害のように見える。炭疽病やベト病に罹ったような葉もある。ベンレートとオルトランの複合剤で対応した。しばらくしてから雨がパラついてきた。幸いすぐに上がったが、こういうときに限って展着剤を使っていない。
(3)
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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