ジャガキッズ
2005/03/24 (木)

北海道のSさんからジャガイモの新種ジャガキッズが届いた。種芋がパープル、レッドともに2kgくらい、食用はレッドのみ2kg。種芋はダンシャクの種芋ほどの大きさがある。この当たりの種苗店やホムセンで売られているものよりはかなり大きい。Sさんが選別して送ってくれたに違いない。1/2か1/3にカットして植えることという添え書きがあった。
お礼の電話を入れると、「こっちは植え付け時期が遅いから、なかなか手に入らなくてね、遅くなってゴメン」と謝られてしまった。

<昨年栽培したSさんのワンポイントアドバイス>
樹勢が強く、その分芋付きが他品種ほどよくないので、肥料は控えめにして、密植ぎみくらいがいい。
寒冷地向け品種なので、高すぎる気温に注意すること。(対策のしようもないのだが、せいぜい寒冷紗をかけてやるくらいか)
食べ方としては、皮付きのままのジャガバターが一番、とのこと。

キリンビール、ジャパンポテトのHPによれば、1990年に商品化、楕円形紫皮・楕円形赤皮の2種、長期保存には不向き、ビタミンCが豊富で、なめらかな舌触り・ほんのりとした自然の甘みが特徴。

到着が遅かったので、ジャガイモは既にインカとダンシャクで作付けを終えてしまった。カミさんと二人だけの作付会議を開き、ヤーコンとトウモロコシを半分程度減らすことにした。それでも足りない場合は、一部ダンシャクとの植え替えも考慮する。今週末の作業になる。時期的に間に合ってくれればいいのだが。


i0 i1 i2 (1) 同封されていたパンフレット
キリンのHPに使われていた写真はこの写真をトリミングしたものだった。
生産地は夕張郡栗山町、Sさんが農業を営む町。
(2) 2色の種芋、ジャガキッズ・パープルとジャガキッズ・レッド。
泥をかぶっていると見分けがつかないが、その泥を洗い落としてやると鮮やかな紫と赤が見えてくる。なんとも不思議な色合いではある。
(3) こちらは食用。
切り口の色は違うが、食味は同じ。
色が出ている方が成熟度が高いのだろうか?
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
[ホームに戻る] [今日の日記へ] [この日の日記へ]