ナス発芽直前
2005/01/29 (土)

少し育苗器の温度が高かったのか、早くもナスが発芽しそう。毎年、播種から発芽までは10日程度はかかるのだが、重たそうに種を持ち上げようとしているのを数個発見。順調に育ってくれるといいのだが。昨年は本葉が4枚くらいのところでやった液肥の濃度が計算違いでやや濃かったため、肥焼けを起こしてしまい半数をダメにした。それでも最盛期には2m近い大株に育ってくれた。今年はより慎重に押さえ気味に。

収穫の帰りに畑の隣の「民家園」に立ち寄り、写真を撮る。いつでも行けるからと思いながら毎回素通りして、立ち寄るのはこれが初めて。旧浦和市内の農家や商家の古民家が移築され、一般開放されている。現在も一棟建築中。農家の納屋もあり、中に竹籠、背負子、手箕、唐箕などの古い農具が展示されている。
農家のうちの一軒の造りは、私の生家とあまりによく似ていて、しばしタイムスリップ。あぁ、ここでばあちゃんが石臼ひいてたなとか、もうもうとあがる湯気の中で朝ご飯の支度をする母の後ろ姿とか、正月にはこの梁から寒ブリをぶら下げてたとか・・・、とりとめもなく昔の様子を思い浮かべてしまった。

i0 i1 i2 (1) 今日の収穫
チンゲンサイ・サラダ菜(摘菜)、小松菜、カブ、水菜、タアサイ、キャベツ、ブロッコリー、土中大根

(2) ナスの発芽
写真の種は浅く播きすぎたようだ。このくらいの時にはまだ種は土の中にあって、種の皮を土に残して双葉を持ち上げるようでなければいけない。写真のナスは種をかぶったまま双葉が開けずに起きあがってくることになる。
写真右下は育苗器。ヒーターの強さで土中温度と、上の窓の開閉で空中温度を管理する。ヒーターのメモリは「切・弱・中・強」、外気温でヒーターの効きが変わるので、土に刺した温度計をにらみながら強さを調整する。発芽するまでは窓は閉じたまま。

(3) 古民家園
すぐ脇を高圧電線が走っているし、隣地に工場が建っていたりして、アングルを工夫しないと写り込んでしまう。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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