ナス播種
2005/01/23 (日)

昨日とはうってかわって曇り空の寒い一日。
週末しか畑には行けないので、1週間分の野菜を収穫に行く。11時頃だったが、各畝の北側の土は凍ったまま。ニンニク、ワケギが霜柱で持ち上げられ、畝も崩れている。油粕と鶏糞の追肥を混ぜながら畝を修復し、株を押さえてやる。
12月にトンネルに播いて放っておいた大根と蕪を間引く。摘み菜で収穫するつもりだったのだが、うまくすると3月頃にはちゃんとした大根で収穫できるかもしれないので、大きめのものは残しておいた。この1月の気温が続くと厳しいかも知れない。

午後、ナスの播種。菜園仲間のMさんに貰った台湾ナスの苗から自家採種したもの。Mさんの奥さんが台湾の方で、里帰りで様々な種を持ち帰ってくる。聞くと驚くほど安い。どんなものでも一握りくらいで15円位とか。当然F1ではない在来種だと思うが、日本の土壌に慣れていない分、病気にはかかりにくい。
このナスには5年前に出会った。その時はこっそり苗で持ち帰ったらしい。(これはナイショ)大きな長ナスで40cmくらいになるが、種が少なく火を通すと崩れてしまうほど柔らかい。その時に採種して以後種から栽培していたのだが、年々雑交配して、とがっているはずの先が丸くなり、柔らかさもなくなってきていたところに、昨年の正月にまた新しい苗をもらうことができた。4株もあれば一家族では食べきれないほどだが、果実を分けてあげた人は必ず苗もリクエストをされるので、30株を目標に育苗する。

i0 i1 i2 (1) 今日の収穫
白菜、蕪・大根の間引き菜、タアサイ、高菜、ブロッコリー、キャベツ、人参、葱

(2) ナスの種まき
電気ヒーター式育苗器、その名も愛菜花。夜間は10度以下になる家では加温してやらないと発芽しない。最初は部屋の温度を15〜18度にして育苗していたが、昨年から育苗器にした。土に刺した温度計で土温を管理する。(サーモはついているが、温度指定ができない)

(3) 今回使った培養土。500円ほどの出費だが、用土の消毒等を考えると失敗の心配はない。
 
縦振屋精兵衛菜園残日録
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