秋の日のいも掘り
2004/08/29 (日)

今日の作業
 ばれいしょ 掘り取り
 スイートコーン(味来)初収穫
 えだまめ(黒大豆)収穫
  
野菜の様子
 ブロッコリー 開花

今日は、シンカさんの都合が良かったので、妻が仕事ながらも2人で畑へ行っていも掘りをしてきた。

最高気温が午後2時の22℃。
いもを掘って動いていると汗ばむものの、動かないでじっとしていると半袖では涼しさを感じる。
空は快晴で、空色が濃く、すっかり秋の気配。

いも掘りは楽しい。
おそらくはすべての野菜作りのなかで一番楽しい作業だと思う。
土をいじるという幼児期のトラウマもあるし、掘った先にいもを見つける喜びもあるだろう。
だから、いも掘りは多くの人に体験してほしい。
一人で掘っていたならば、黙々とやっていなければならないが、仲間がいるとなお楽しい。

雨らしい雨も1週間降っていなかたので、土が乾燥してさらさらしていたので掘りやすかった。

いもを掘っていると、明治時代に北海道へ入植した屯田兵のことを思い出す。
内地(本州のことを北海動の方言で内地と呼ぶ)から食糧をもってくることができず、荒れ地でも育ついもを植えて冬期間の飢えをしのいだと聞く。
だから、丸まると太ったいもを見ると、本能的に嬉しくなってしまうのか。

しかし、同時に我々の先駆者は、その土地を先住民族であるアイヌ人から奪ったことも思い出してしまう・・・。

話はかわって、スイートコーン2品種のうち「味来」を初収穫した。
ゆめのコーンと違って、先っぽまで実がはいっていないし、触っても実が柔らかい。
しかし、同じ日に種をまいたゆめのコーンが収穫しているのだから、味来ももうそろそろと思いながら、むしり取ってみた。
写真のように、すでに収穫適期であった。
熟し方が違うんだ。

家に帰って茹でてさっそく食べたが、同じ茹で時間では柔らかすぎた。
結論としては、皮が柔らかいのであろう。
塩加減、茹で加減に差があるのかもしれないが、私はゆめのコーンの方が甘さが勝り、食感もゆめのコーンの方が好きだ。

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さとらんど菜園日記
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