2011/04/08 (金)
くもり
冷蔵苗ですが、
葉がしなびれるほどには乾かしません。
苗を新聞紙の上において、切口が渇く程度からティッシュに包んで、ビニール袋に入れます。
家の中で乾かすので、2〜4時間でも葉はしっかりしています。
葉が濡れていない状態なら、すぐにティッシュに包んでも、
簡単には腐りません。
1週間ぐらいから冷蔵の効果が出るそうですが、
1週間から2週間で使うようにしています。
長い期間冷蔵するより、
挿し芽し、ポット上げしてからBナインで成長を抑えた方が、
苗の健全性と管理が楽になるように思います。
昔は、しなびれるまで置いて、冷蔵庫に入れていましたが、
水揚げに時間がかかる苗があり、
復活しない苗も出ることがありました。
冷蔵の後に水揚げするときは、
新たに茎下を切って水に漬けます。
水切りなら水の中で切り、
深水に漬けるのも、失敗を減らす基本の方法になります。
葉まで全体を水に漬ける方法もあります。
このとき使う水は活力剤、ホルモン剤、消毒薬など人によって違います。
私は活力剤、ホルモン剤を使い分けています。
活力剤はアグリボEXやファイトオーツーなどで、
ホルモン剤とはオキシベロンやルートンなどです。
冷蔵苗を挿し芽するときは、
通常は水上げが出来て葉がしっかりしてから行いますが、
水揚げが不完全で葉がしおれている状態でも、
挿し芽をして水をしっかり挿し床に与えておけば、
翌日には葉がピンとしています。
冷蔵処理に失敗しなければ、水揚げをしないで挿し芽をしても成功しています。
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