挿し芽について
2011/04/04 (月)

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菊の資材は高額(私の感覚では)なものが多く、

気軽に始められない原因になっていると思います。

自分が使っている資材、方法は常に検証して無駄はなくしていくことも必要と思います。

無駄なもので業者を儲けさせるのも面白くありません。

また、販売されている資材より良いものを自分で作れるものもあるでしょう。


挿し芽についてですが、

自分が作っているダンゴの効果があるかは、

試した方がいいです。

同じ条件で付けるか付けないかだけで分かります。

この2者択一だけでも、時期、気象条件で悪いダンゴは効果が無いどころか、

発根が悪いこともあります。


5月までの挿し芽では、失敗が少なく、腕の差は出にくいのですが、

6月、7月と暑くなるほど、

挿し穂の良し悪し、

挿し床の材料(粒の大きさ、微塵など)、

ダンゴの種類、作り方(粒の大きさ)、混合法などで、

根の出方が違ってきます。

発根剤の種類でも大きな差が出ます。


4月末から5月はじめの挿し芽では、発根剤がなくても、

活力剤だけで歯ブラシ、ダンゴなど使わなくても根がたくさん出ます。


品種の差も大きく、どんな方法でも、常に多くの根が出る品種もあります。


歯ブラシも根が出てほしいところをこすりますが、

発根後根が出ていなければ失敗で、こすらなくても良いことになります。

これも品種によって差が大きいので、

自分の作りたい品種の根が出る方法を見つけないといけません。

この歯ブラシの作業も5月の挿し穂は成功しやすく、

6月、7月と暑くなるほど失敗します。

ダルマ、福助は大きい花が咲く越山、金山を多く作るので、

この品種の根を出すために工夫します。


実際の作業は、挿し芽時期に書きます。

この挿し芽時期も自分の工夫で変えられます。



最後に問題です。

かぼちゃの「味輝」読み方は?

最初見たときは読めませんでした。

 
ryugoro7の菊日記
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