チョキチョキ倶楽部の帰り車を走らせていた。携帯が鳴った。「はがき見た？私、思わず西に向かって手を合わせたよ」と・・・。そう辻が亡くなった。

彼女は、学生時代のバスケの仲間。
いつも遅くまでの練習にみんなで耐えた。インターハイは無理でも、県大会への出場を目標に苦しい練習にも耐えたのだ。
夏休みは、学校の体育館で合宿もした。その時のことは今でも覚えている。
練習を終え、先輩の差し入れのお菓子を食べながらゲームをした。その頃はNHKの連想ゲームが面白かった。
８人で輪になってゲームをすることに。彼女は私の次だった。なんでそう言ったのか覚えていないが、私は「夜の蝶」と言って彼女につないだ。
彼女が発したのは「が」と。皆でころげまわって大爆笑。

その光景は、今も鮮明に覚えている。このままでいけない。しばらく会わないでいた仲間に呼びかけよう。１年に一度は会うようにしょう・・・。彼女の訃報を無駄にしないために、みんなで一緒に彼女の話をしたい。