2004/11/14 (日)
まったくエデンの園である。 「鋤で耕したというより鉛筆で描いたように」美しい。 米、綿、とうもろこし、煙草、麻、藍、大豆、茄子、くるみ、水瓜、きゅうり、柿、ざくろを豊富に栽培している。実り豊かに微笑する大地であり、アジアのアルカデヤ(桃源郷)である。 自力で栄えるこの豊沃な大地は、すべてそれを耕作している人々の所有しているところのものである。 彼らは、葡萄、いちじく、ざくろの木の下に住み、圧迫のない自由な暮らしをしている。 (中略)どこを見わたしても豊かで美しい農村である。
農水省のパンフレットをもらったら、−イザベラ・バード「日本奥地紀行」−からの引用文が載っていました。 明治初期の農村って、素敵な景観だったのでしょうね。現代は、ずっと生活しやすくなったのに、ポイ捨てのゴミをどこでも見かけるのが悲しいですよね。
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