卒乳
2013/05/08 (水)

まだおっぱい大好きで、1日4〜5回飲んでいた娘。
保育園に入るわけでもないので、急いで止めさせる理由はないし、自然に任せようと思っていたのだけど、
2歳の誕生日を機に、卒乳させてみようかと急に思い立ち、
「舞は今日で2歳になったんだよ。もうBabyじゃないね。
おっぱいは明日からアンパンマンになるの。今日でバイバイしようね。」と、
誕生日の昨夜、おっぱいにバイバイして寝かせた。

卒乳させる方法として、おっぱいにカラシやわさびを塗ったり、
オバケや鬼を書く方法もあると聞いたけれど、
“アンパンマン”にしたのは、大好きなおっぱいを嫌な印象で終わらせるのは可愛そうだと思ったから。

だから、油性マジックでアンパンマンを描きながら、
「もし、アンパンマンでもぱいぱい飲む!って泣いたら、無理に卒乳させるのはやめよう。」とか、
「具合が悪い時などに欲しがったら、あげよう。」などと考えていた。

朝、娘は目覚めて「ぱいぱい!」と言った後、「アンパンマン」と呟いた。
昨日私が言ったこと、ちゃんと覚えてるんだ!と驚いたけど、
それでも「ぱいぱい、ぱいぱい!」だったので、「ぱいぱいはアンパンマンになったよ、ほら。」と言って見せた。
娘は、目を丸くして「アン・・・パン・・・マン・・・」と言ったきり、顔を背けた。
それからは、「ぱいぱい」とせがむことはなくなり、昼寝も抱っこで眠ることができた。
なんか、あっけないなぁ。楽勝じゃん。

ところが、3時のおやつを食べながら、急に泣き出した。
「おかぁたーん、おかぁたーん!抱っこぉ!」と叫びながら嗚咽して、今までにない号泣っぷり。
理由はわかってるので、抱っこしながら、「ぱいぱい飲む?」と言ってみたけど、「NO!」と首を振る。
今、どんな気持ちで泣いてるんだろう。と思うと、心苦しくて、切なくて、
泣き止むまで、ずーっと、何も言わないでギューッと抱きしめて、頭をなでていた。
30分くらい泣いたかな。
そのあとは、晴れた表情でおやつを食べていた。

1回だけ、夜、寝る前に、「アンパンマン、見たい。」と言っておっぱいを見たけど、欲しがらなかった。
ただ「お手手・・・」と、手をつないで寝たいとせがんだ。

そして次の日は、1回も見たがらなかったし、欲しがらなかった。
いつもお風呂の中に浸かりながらおっぱいを飲むのが、娘の楽しみな時間だったのに、
今日は、お風呂の抱っこの時、こっちを向かなかった。

「小さな体で、色々考えて、めいいっぱい我慢してるんだなぁ。すごいね、がんばったね。」と、
寝顔を見てたら、もう愛おしくてたまらなくなって泣けてきちゃった。
私より、この子の方がずっと強いなぁ。
明日もあさっても、いっぱいいっぱい抱っこして甘えさせてあげよう。

 
ぽん太の家庭菜園とベランダガーデニング
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