みぞれの降る中、旦那様がアジを釣ってきた。
釣った魚は、旦那様が捌き、私が料理する事になっているから、
ピチピチのアジを前に「今日は何にする？」と捌き方の相談から始まる。

お寿司が食べたかったから、それを３枚おろしにしてもらって、
私はそれを、軽〜い酢締めにした。
合わせ酢に漬ける時間はごくごく短く７分間。その後すぐ酢を拭き取ってやる。
酢締めにすると、皮が手で簡単にスルリと剥けるし、
臭みが無くなり身がふっくらとして、刺身以上に旨みが出るのだ。

（写真１）：シャリは小さめに。江戸前サイズのお寿司を握るのって難しい。
本当は上に生姜のおろしと青葱を乗せたかったんだけど、どっちも無かったから、
酢飯に白ゴマを混ぜて、上に柚子の皮をおろしたのを乗せてみた。
酢締めしたアジに良く合って、爽やかな感じになった。邪道だけど、これはこれでアリかな。

（写真２）：命有る物は、出来る限りを美味しくいただくのがモットー。
中骨に小麦粉を薄ーくまぶして、カラリと揚げれば、おいしい骨せんべいの出来上がり♪
これ、大好き！骨だけもっと欲しいくらい。