2005/01/17 (月)
どれくらい眠っただろう? 部屋の電話が鳴って目が覚める、病院からだ。 血圧が急に下がりだしたのですぐに来て欲しいと…
弟に連絡を入れ、すぐに支度をして病院へ行くと、上の血圧が100を切っている。 弟達もそれから1時間程で到着、しばらくは病室で付き添うが、次第に血圧が安定し 看護士に言われ待合室で寝る事にする。 看護士が「このまま朝まで何もなければ、何もなかった事で…」 今思えばわけの判らん説明だ。 結局、朝まで何もなく過ぎていく。
待合室で買っておいたパンを食べて朝食。 多分、もうそう長くはないだろう… 必要な物(礼服等)を買うために、弟達を病院へ残し買い物に出かける。 従兄弟夫婦がお見舞いに来てくれた。
「脳死」と言う言葉が頭に…先生に聞くと判定しても良いと言うのでお願いする。
脳死判定は2回行い、今日の判定結果は「ほぼ脳死状態」 脳波の検査、呼吸器を外し自発呼吸の有無、瞳孔、咳の反射、どれをとっても 反応はなく、血圧は薬で上げているだけの状態だ。
夕方になり、病院から引き上げ、弟達は家へ私たちはホテルへ向かう。 マンションはワンルームなのでみんなでは泊まれそうもないから。 夕べからあまり寝れなかったので、朝方まで夢も見ないほど熟睡する。
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