プリンスエドワード島・カナダ発祥の地
2016/05/12 (木)

hare.gif トロントまでの直行便で12時間。
乗換待ち時間が長くて、それからシャーロットタウンまで2時間のフライト。
到着時刻は現地時間の0:10だったかな?・・・疲れ果てたわ・・笑
アナウンスは英語とフランス語を必ず言う。公用語が二つって?少々面倒ね?・・笑

トロントからの機内には日本人は一人だけだったかな?
GWは過ぎてるし、PEI観光シーズンは始まったばかりで、6月がメイン。
樺太の南と同じくらいの緯度ですので、東京の3月初旬位ですかね?コートが必要。

不思議だったのは、お坊さんの集団(子連れ)が10名ほど。
チラリとパスポートを見まして、台湾の人でしたね。
聞いたら、この島が気に入って修行する場所があるとか?
島の人も害がないので問題なし・・ってことらしい。
とにかく荷物の量が凄くって・・笑
長期間の滞在なのでしょうね?

空港からホテルまでの送迎はお願いしてあったので、チェックインを終えて休憩。
久しぶりに日本語をしゃべった気分でしたよ・・大笑
お客はたった一人なので、個人ガイドを付けてる感覚・・お得です・・笑

翌日は10時始まりの「赤毛のアンツアー」をお願いしてあったので、とにかく寝なければと思ったけど・・・
時差のセイで2時間寝るのがやっと。

赤毛のアンツアー開始。
ホテルでピックアップしてもらうと、先に2名が乗車中。
3名だけなので車はバンでした。大勢の時はバスが出るそうです。
「ご夫婦ですよね?まさか新婚では・・・」・・微妙な年齢に見えましてね・・笑
「いえいえ、20年たってますよ(笑)」・・とご主人。
ご主人はニューヨークに単身赴任中で、奥さんが日本からニューヨーク経由で一緒に来たそうだ。
個人旅行でアンツアーだけを旅行社に頼んだパターン。現地ツアーですわな。。
なので、私は助手席に乗ってました。


すぐに気付いたこと。
土が赤いんです。それもかなり赤いんです。
赤毛のアンの構想は土の赤さからからかな?・・と思ったのですよ。私の想像。モンゴメリには聞けませんから・・笑

ガイドさんに聞くと、
「鉄分が多くて、酸化して赤くなるんです」・・で、また聞く。
「農産物は何を?」・・まだ畑には何も植え付けてないもんで・・笑
「ジャガイモの産地です」・・ほほぅ?・・で、品種は?となる。
「・・・」・・5〜6種類あるそうだが、日本で聞く品種ではない。ココでキタアカリとか言われたら爆笑ものだったのだが・・笑

続いてガイドさん
「ジャガイモの品質を落とさないために、次は小麦、その次は牧草を栽培してまして、ジャガイモは三年に一度なんですよ」
・そう、連作を避けて輪作をしながら畑を順番に使うそうだ。
確かに?カナダの小麦の品質は良いと聞いてる(パン用)、牧草はPEIだけで牛が3万頭・・笑
PEIの面積は愛媛県と同じくらいだそうですよ。結構広いです。
但し、リゾート目的でなければ観光はアン関係しかありませんので、1〜2日で十分かな?
私は少し足りなかったと思ったけど、見どころは押さえてある。
送迎のお兄さんが「今はチャンスですから。人数が少ないからガイドになんでも聞いて下さい」・・だから、なんでも聞いた(笑

グリーンゲイブルス郵便局は来週からの営業(観光目的の郵便局)なので見学は出来ない。
・でガイドさん「いつもは行かないジャムの店に寄りますね。時間がありますから・・」
赤毛のアンの特別な消印を押した絵葉書は、郵便局が営業を始めたら送ってくれると言う。
私は先に絵葉書を貰ってあったが、ご夫婦は売店で購入してガイドさんに渡す。

ジャムは試食できる。これがね・・・かなりイケルジャムなんですよ・・笑
あとで送迎のお兄さんにジャムのことを言いましたら・・・
「ボクも日本に土産にするのはジャムに決めてます(笑)何にしました?」と言われたので
「ラズベリーとシャンパンの・・」・・大当たりだったらしい。重かったけど・・笑

グリーンゲイブルスハウスへ。きゃ〜〜!絵葉書と同じ・・大笑
アンの部屋、マリラのへや、マシューの部屋、キッチン、ダイニング、パントリー・・・どっぷりとアンの世界だ・・笑

アンがマリラに叱られた文章があったでしょ?
朝起きて身支度をきちんとして・・アンには出来なくてマリラが躾・・・
各部屋に洗面器と水を入れたポットがある。
水道が無かった時代、起きたらそれで洗面をしてきちんとしてから部屋を出る・・パジャマで出てきちゃダメなわけ(^^;
その洗面器とポットがアンティークと言いますか?素敵なんですよ・・笑
使用人の部屋のは粗末で白一色。

トイレは家の中にはありませんので、雨降りの時に使うモノ用ですかね?目立たない所に入れ物が置いてありました。
何もかも、プラ製品はない時代ですので陶器・・もぅ、素敵ですね〜〜
画像はありますけど、沢山載せられませんので・・是非見に行ってください・・笑
遠いですけど、旅行費用はリーズナブルですので。

少々の自由時間で恋人の小径、お化けの森を散策。
まだ早春でしょ?緑が無くて落ち葉ですよ・・でもね、カサカサと音を聞く方面を見るとリスがいました。
資料館がありまして、モンゴメリ関係の物がズラリ。

博物館はモンゴメリの子孫が守ってる。
当時からの薪ストーブがありましてね・・オーブンやコンロ兼用のね。。
子孫の人に「薪を入れてみる?」と言われたのでありがたく・・笑
ガイドさんにたのんでカメラをカシャっとね。。
アンティークですね、モンゴメリの弾いたオルガン、椅子・・た〜くさん。

何か買わなくっちゃ?と思って、100年記念の初版の復刻版を一冊。
子孫の人にサインを入れて貰ってね・・笑

海岸線へ行って景色を堪能した後、昼食は名物のロブスター丸ごと一匹ランチ。
5/1から漁の解禁だそうで、地元の人は母の日のお祝いを兼ねて、初ロブスターにするらしい。

漁師さんの家ったって、日本のイメージではありません。
ホントに漁師さんの家?・・と思うような可愛い外観・・笑

ロブスターは溶かしバターにつけて、レモンを絞って。
ガイドさんに教えてもらってかぶりつき・・笑
パンがマフィンの形をしてるので???
ガイドさん「マフィンの型で焼くからです・・笑」・・どおりで・・・
デザートは3種類から選んだのだが・・・大きくてメチャ甘で(^^;
こんなもん、バクバク食べてるからみなが関取級なわけね?・・
隣で食事をしてたカナダ人(フランス語を喋ってた)は、全員大デブ・・笑

まぁ、トロント行きの機内でも隣が凄くって・・笑
カナダ人のオバアサンでしたが・・私を見てスマート?・・はぁ?言われたことが無い・・大笑

輝く湖水、ケンジントン駅、教会、モンゴメリのお墓・・を見学。
その後ホテルへ送って貰う。ご夫婦が先に降りたので、ガイドに"大変良く出来ました"のチップを少々。
若い女性で、やはりアンが好きで日本から来て10年だと言う。親御さんは心配だろうな〜・・(内心)
10ドルは嬉しそうでしたよ・・ケチだったかな?と思ったけど、20ドルじゃ多すぎる?5ドルじゃ?みたいな?
お札の種類がコレだから。

ホテルで少々暖かく身支度をする。16:00少し過ぎ、寒いわけ・・笑
21:00近くまで明るいので、ダウンタウンの散策へ。
日本人のオバサン一人、アチコチ行く・・笑
ダウンタウンつったって、ド田舎ですから・・・3階建て以上はないかな?

あのね、日本車が多いんですよ。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバル・・なんでも。
・・で、ヒュンダイとかキアもあるわけですが、送迎のお兄さんの話では、
「富士山とかを出してCMしてますよ。ヒュンダイ・・笑」・・日本車と間違えるようにってこと・・
小汚い売り方ですね?・・と言いたいお兄さん・・笑
私「まっすぐのHと斜めHですわな?大雑把なカナダ人には同じか?・・大笑」

夕食はがっつりとステーキと思っていたが、ロブスターのボリュームで胃袋が(^^;
・・で、ガイドのオネエサンに聞いたシーフードチャウダーのある店へ。
「カップ?ボウル?」と聞かれ、ボウルは大きすぎるだろうとカップを注文したら?・・小さかった(^^;
値段・・かなり高いですよ。物価もそうだし消費税15%にサービス料。。えっ?と思うんです。

ビクトリア公園方面へ行き、カウズのアイスクリームを食べ、どこにでもあるスタバでコーヒー・・散歩、散歩・・笑
・・でね?・・私は足が痛いでしょ?ゆっくりと道を渡りたくて待つわけね・・そうすると・・
全てのクルマが歩行者優先で停まってくれちゃうわけよ。急いで渡らなくっちゃいけなくなるわけよ(^^;

街並みはですね、そうですね?・・カナディアンハウスの住宅展示場を見てる気分・・大笑
可愛くて、カラフルで、女性が憧れる家の感じですかね?
治安は・・良過ぎるくらい・・笑

夕食を軽くし過ぎたので、買い物のためスーパーへ立ち寄る。
スーパー見学でもある・・笑

日本のお惣菜売り場なんてもんはない・・・買うものがない(^^;
なぜか?全てが大袋、特大、多すぎる量・・困ったぞ?
・・で、冷凍食品に目を付けた。
幸い、ホテルの部屋にはキッチンがある。
レンジでチンのシーフードパスタを選んで買ってみた。

ソレをぶら下げて部屋に戻ってチンして食す・・・超・・まずい(^^;

画像1・・ホテルの部屋です
画像2・・グリーンゲイブルス
画像3・・PEIのクルマのナンバーは可愛いですよ。20ドル追加すると動物入りになるんです・・笑

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paprikaの目標無農薬菜園
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