2013/08/09 (金)
猛暑。 二回目の梅干し作業をしている。汗がダラダラと言うよりは、頭のてっぺんから降ってくる感じ(笑
前回分の出来上がりを、梅干し大好き人間に「味見してみてよ」と持って行くと、 パカっとすぐさま蓋をとり、一個をパクリと口の中へ入れた(笑 「うぉぉ〜〜」と酸っぱさを表現したが、「柔らかいね〜」と言う。 じっくりと味見をしてから「塩がもう少し欲しいかな?」・・と言うので、 「15%なんだけどさ・・」と答えるとと、「え?結構入ってんだね?@@」・・と言う。 そうなのか?梅干し大好き人間と言うのは、塩加減にも敏感なのか?・・と知る。 彼女「好みだけどさ、塩が足りないと思う人はいると思う・・」 自分でも、酸っぱさ際立つな〜と感じたわけで、市販の減塩梅干しとは?・・何かそれを抑えるものが入ってるのか? 塩を減らせば酸っぱさが。元々梅干しは酸っぱいものだが、コレが塩梅と言うモノなのだな?と再確認。
しかし?コノ人、自分で梅干しを作るわけではない。購入専門である(笑 15%の塩で結構入ってると感じるものなのだ。スーパーに並んでる梅干し、伝統製法のモノは少ないし? アタシは、塩が少なかったか?どうだか?と不安でいっぱいなのにね? 世間の減塩傾向・・コレは問題があるぞ?・・とちょっとだけ感じる。塩を減らせば何かが必要?
彼女、「この梅はどうしたの?」と聞くので、「産地お取り寄せ」と答える。 「違うね・・」・・とコレまたわかるのでした。 多少塩梅が違っても?素材でカバー?素材の大切さ・・コレも再確認。
しかし、柔らかい=破れ梅多発・・もあるわ(^^; 破れが怖くて作業は、恐る恐る・・で、おまけにカビ? いやもう、一個一個を優しく並べ、丁寧にひっくり返し・・汗だく(^^; 決して機械では出来ない作業じゃないかしら?人間の手じゃなきゃダメなんじゃないかしら?ポチャっとした梅干しを作るには。 美味しい梅干しは高価・・当たり前だわ。。うん。 伝統製法で減塩梅干しを作るとなると?・・・大量生産できるワケが無い。
私、小遣い欲しさにアルバイトに行ってますけど、仕事が結構面白いと思うこともあるけど・・で?何?と思うことがある。 やり遂げた充実感もわかるし、社会勉強にもなるけどね?この歳になって今更何?・・って。 夫は元気に働いてるし、子供も育ってしまった今。お金の為と割り切る必要もないように感じる。 オヤジは二人は要らない。主婦も二人は要らない(笑 小さい世界から広がる大きな世界なのだし?家族を思うことから全部始まるんだし?・・理屈っぽい(^^;
その昔、無学のお母さん達のやってた仕事が、こんなに大変で、しかも知識が必要で、そして報酬無しだったと思うと、 チィっとばかしの報酬でアルバイトに出ることが、バカらしく思えてくるんですよ。時間を削ってまで(笑 こんな事を言えるのは、贅沢だとは分ってますけどね。聞く人によっては、「大馬鹿野郎!」になるとも知ってます。 だから、「アンタももっと働きなさい!隠居は早い!野菜なんか作ってる場合じゃない!」と友達に言われる時は、 「そうだね。働かせて貰えるうちはね・・」と答えてる(笑
世の中、お金があればどうにかなるけど、ホントの意味での贅沢な生活って?私にとっては違うな?って。 自己満足で良いと思うんですよね、家族の為だけじゃなく、自分が楽しくてやってることは、精神衛生上とても良い。 見る人によっては「ばっかね〜今は買えば済むこと・・」・・そりゃそうですとも? 家庭菜園も梅干しも同じでしょうよ。私はソレが楽しいだけなのだ(笑 楽しいと思えることが早いうちに見つかって、ソレが出来る環境に居ること・・コレを幸せと思わずしてなんとする? ・・と思いながら、汗をかきかき梅を干す私なのでした。アタシって、安上がりな女だぜぃと思いながら(笑
ま、味噌や梅干しその他、自家製が食べたいと思うのは、育った環境もあると思う。 親に作って貰ってて、その親が高齢になり負担をかけないようにと作り始めたのが発端。 「美味いモノ」の定義も人それぞれで、買ったモノが美味しいと思えるならそれでも良いと思う。 買って貰うために作ってる人もいるわけで、その他にかかる費用上乗せで価格がついてる。それをモッタイナイと思わなければだ(笑 バアチャンが言う。「オマエ!世間がみんなウチと同じ考えだったら、商売あがったりになるわ・・笑」 たま〜に食べるモノなら良い。味噌や梅干し・・ほぼ毎日の食卓に上がるモノ。コレは作るに限るわ。 安上がりな上に、ドコでどんなモノを食べるよりも美味しいと思える。 たま〜に食べて美味しいと思うモノと、日常的に美味しいと思うモノは違う。その日常を手抜きしたくないと思う自分。 歳をとったんだな〜・・と思う(笑
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