ばばあ力
2013/06/27 (木)

kumori.gif 昨晩はよく降った。雨だれの音。

偏食は何故起こる?を考えてた。
自分はどうかと言うと、好き嫌いは無いが、好まないモノはある。誰でも同じだろうと思う。
その好まないモノも、自分が主婦になって料理してから大好きになったモノ、ソレもかなりある。
・・と考えて、嫁ちゃんも、これから好きになるモノが増えるだろう・・希望的観測(笑

娘の友達に、偏食の酷い子がいる。
食べること、全てにおいて興味無し。餌でよいのだ。
ワンコを飼っているが、ワンコの食事には煩くて?自分はイイ加減(^^;
仲良しなので、その子の自宅へ遊びに行って納得出来たらしい。
「オカーサン、○ちゃんの偏食の理由がわかった。○ちゃんのお母さんの料理はイマイチだよ・・」・・御馳走になったと言うのに、失礼な言い様だ(^^;
・・そうだよ。母親の料理がイマイチだから子供が偏食になった。
・・と言うことは、偏食する子供に育てた親は?自分の料理下手を世間に公表するということになる?
もちろんのこと、人間には得意不得意があるのだから、料理一つを見て、生活そのものがおざなりだったわけじゃない・と思う。

稲荷ずしと餃子・・簡単に出来るモノ・・そう思ってた。この二つは、母親から作り方を教わった記憶も無い。
子供の頃、母親にまとわりついて手順を見ていただけである。
「正月には大福を作るから・・」と言った時の嫁ちゃんのリアクションにも驚いた。
「アンコは缶詰の茹で小豆で作るんですか?」・・アンコは小豆を煮ることから始まると思ってなかった。
その小豆も畑で作ると言う姑(^^;
初誕生祝いの一升餅から話が飛んだのだが、この一升餅も知らなかった(^^;
軽く「注文しなくて良いから。私が一升餅は作るから・・」・・嫁ちゃんは???
「一升?それはどれだけ?」から始まった。一升炊きの炊飯器を見たことがない?
・・「一升は十合・・」・・そして一升餅の言われまでを、懇切丁寧に説明(笑
職場で「こんな怖い姑に逆らえるワケがない・・」と言われた理由はコレだな?何かを発言するたびに、ギョっとされる。

自分も娘の事を考えると?ヤバイと思う。偏食は無いが、傍で一緒に料理をしたこと・・・数回?
嫁ちゃんと娘は2歳しか違わないのだ。そこんトコ、よ〜く考えよう・・と思う。
自分も義妹と2歳違いだと言うのに、結婚してない義妹はいつまでも子供扱いで、私には一人前を要求された。理不尽だと思ったこと数回(笑
職場の人も言う。
「アタシ、結婚するまで料理なんかやったことないよ」
野菜を喜んで持って行く人でも、こんなもん。。コノ人は
「嫁ちゃんとそれだけ話が出来るのなら、大丈夫だよ。嫁ちゃんは良い子だよ」と言う。私もそう思う(笑

職場では、「ばばあ力」なる言葉。私も含めたババア連中の合言葉(笑
先日も、言うことを聞かない婆様連中の事を書いたが、仕事においても「ばばあ力を使っちゃたわよ〜大笑」と言いながら帰ってくる人あり(笑
コレ、ちょっとばっかり無理を言えば何とかなること・・それをゴリ押しすること。
ババアには怖いモノが無いのである。遠慮したって可愛くないのなら?ばばあ力で押し通せ!的?・・頑張れ!ババア!・・だそうだ(大笑
職場の若い連中は「さすがだ、paprikaさんにしか言えないことだ・・大笑」・・と言ってる(^^;
サークルでも同じ「オンニ!オンニにしか言えないわ〜・・笑」・・どんだけ?アタシはババアなんだか?(爆

畑へ行くと、仕事を終えた若い人が「今日は来てないと思ったのに〜」とやって来た。
折角畑まで来たのだからと、胡瓜とミニトマト、それからナスをお持ち帰り頂く(笑
ばばあ力を使って、「持って行きな!」

その後は、藁と残渣を積んでた場所をキレイにして、畝を作りクウシンサイを播種。
イチイチ堆肥を入れるのが面倒なので、この方式にしてる。肥料は使わない。積む時に糠をかけるだけで、上を取り除くと土はふかふか。
コレで今年は胡瓜を植えたが、ちゃんと収穫出来てる。
残り時間は除草。
藁を積んで抑えにしてあるベニヤ板をどかしたら?シマヘビ君が昼寝中だった。滅茶苦茶良いベッドだった?(^^;
コヤツ、エエ度胸してるヤツでして?ちっとも動かない。チョンチョンと突いて、やっとお散歩に出かけてくれた(笑
ゴーヤの根元と通路に、腐りかけの藁を敷き、枯れ枝(半分腐ってる)も敷き、踏みつけておく。その上に刈り取った雑草をどんどんのせていく。
畑の見た目はバッチィが、秋にはコノ場所が自然に堆肥を入れた状態になる。

帰宅すると電話が鳴る。地主さんからだった。
先日の「タダで良いから管理して・・」・・を再度お願いしたかったらしい。
「夫と相談してお返事しますから・・」と言って電話を切った。
彼女はトラクターを持ってるわけで、「トラクターでかき回した方が楽なのでは?」と聞いたら、
「運転が苦手で・・・電信柱にぶつかって・・」
・・そして「除草剤はダメですよね?土に残らないのがあるので、それを果樹園の方に私が撒いたら・・・」
広い農地を全部管理するのが、とんでもなく大変なのだと・・切実なのだと・・
農家の借り手を見つけられるように、一年前に返すことは言っておいた。
「無理を言ってすいません」と言われると気の毒になり・・キッパリ断ることが出来なかった。
・・こんな場合は、ばばあ力は使えない。。お願いされることには弱いババア。。

 
paprikaの目標無農薬菜園
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