2012/06/23 (土)
18時44分、娘に看取られてルナ逝く。仕事の帰り道にメール。 昨晩、ルナの様子から「今年の夏は越せないと思うよ・・」と娘に話してた矢先でした。
大したもんですよ。三日前まで散歩して番犬もしてました。14歳9カ月。 1週間前からほとんど食べられず、困って与えたクリームパンと缶詰を少しだけ。 今日の朝も、軽トラの下で寝ていて、夫が車を動かすと自分で小屋へ帰って行った。 昼間はテラスの下に居て、夕方また自分の小屋に戻ってから痙攣が始まったらしい。昼過ぎから娘が付き添っていたと言う。 「苦しんだのか?」と聞くと、1時間ほど嘔吐と痙攣があったけど、意識は無かったようだとの話。
ボケもせず、徘徊もせず、夜泣きもせず、オムツもせず、寝たきりにもならず、産まれてから一度も病気で病院へも行かずに見事に逝きました。エライ。
そしてですよ、皆が家に来られる日でしたよ。家族全員、ルナの顔を見ることが出来ました。 夫と娘は昨日、息子は仕事で西へ行ってたのに休みで東京に居た。連絡をするとすっ飛んできました。
明日の3時に火葬です。これまた予約制なのですが、明日の3時にちゃんと空いていた。 人間用に併設で動物用があります。個別だとお骨も持ち帰れるそうですが、人間の墓には入れられませんから・・合同火葬。お骨も合同で供養されるらしいです。
まるで自分の役割を終え「そろそろ逝くね」と言わんばかりに、あっさりと。 息子10歳、娘7歳からの子育ての相棒が居なくなりました。息子が独立して一週間後、娘が将来の方針を決めた時。昨晩、今後の決意を聞いたのでした。 喋ることのできない犬ですが、名もない雑種の捨て犬でしたが、ただのペットと言うにはその存在はとても大きかった。 動物相手の仕事を一生の仕事にする・・と決めた娘に見送られて本望だったと思うわ。 今までホントにありがとう・・・さようなら。我が家の一時代が終わったことを告げる出来事のように感じます。 家族が一人増え、またもう一人増える。そしてルナは居なくなった。 いつも掃き出し窓をノックしてたぬれ縁に横たわっています。娘がそこまで運んだようです。 いまでも、そこから道路を見て警備しながら吠えるようで、見に行くと寝てるようで。
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