2011/08/31 (水)
のち雨。 朝、母に電話をすると、介護用品レンタルを回収に来た人と話をしたと言う。 こんな人は色んなケースを見ているので、こう言ったそうだ。 「奥さん、ご主人は幸せでしたね。車椅子は3年8ヶ月使って頂きましたが、最後までオムツをあてず、すごく苦しんだのも1日程度で食事も自分で出来て、子供が最期に間に合って・」 酸素ボンベは7年背負っていたけど、歩けないわけじゃなかった。 近所の人も言ったそうだ。 「精一杯介護して十分過ぎるほどですよ。私も3年介護をしたけど、満足でしたからスグに立ち直って老人会に入って出かけてますよ」 とにかく、人が沢山来て忙しいらしい。もっとも、以前から人は来てたから、コノ家の留守番は楽じゃなかった。昼寝も出来ない。 家族葬と言うのも考えもの?と思う。貰いもののお菓子や予備の香典返しが足りなくなりそうだ。 でも、母は昼間はちっとも寂しくないから良いのか?来て下さる方々とゆっくりお茶を飲み、介護を終えた人、介護中の人などと話せるからね。 次に行く時に、日持ちするお菓子を買って行こう。お茶も必要だ。
これから雨続きになりそうなので急ぎの種蒔きなど。 大根(夏みどり5号・古種)、晩生白菜(冬峠)、小松菜(夏楽天)、サラダ水菜、中葉春菊 収穫はパスして帰宅したらスグに雨。急いで洗濯物をとりこむ。
父親が脳梗塞で倒れ、長年介護している母親を持つ友達と話す。脳梗塞は長い介護生活になる。 「あのさ、話をしながら泣くんだよね。同じ事を何度も言うからイヤになることもあるけどさ、100回でも1000回でも聞くんだよ。それしか出来ないからさ・・・」 そうなのよ。父親の介護と言うのはボケてなければ母親にしか出来ない。どんだけワガママかと思うわよ。 それを母親本人もわかっているから、どうにもならないから泣けてくるのだろう。 母は愚痴ることはあまり無かったが、息子や娘など無力に等しいと私も思った。
・・と話してたら新聞の集金のオバチャンが来た。息子が読む新聞をカクカクシカジカでと話すと、 「アタシは息子二人だから、愚痴もこぼせないわ。友達に聞いて貰ってるわよ」と。 旦那さんの心臓が悪いのだそうだ。72歳と言うことで・・どこもかしこも。
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