アブラムシの存在
2008/05/26 (月)

hare.gif アブラナ科の自家採種株を整理していると、やはりこの時期、例のアブラムシ(ダイコンアブラムシ)が出現している。概ねの株は、種が形成され、上の方は、まだ花を着けようとしている。そこにアブラムシが着いていることが多い。
よく見るとソラマメにも2,3本アブラムシが着いている。
こちらは、黒くてアリの護衛付きである。
今のところ、こちらも先端付近にしか着いていないが、鞘が小さいので、生長が危ぶまれる。
中には全然着いていないのもある。
毎年、どうしてこのような違いがあるのだろうかと考えているのだが...
アブラムシに限らず、これらの虫たちは畑の掃除屋さんと考えると少し合点がゆく。
野菜残渣などを虫や微生物が食べたり分解したりしてくれるので、畑や土、地球がきれいなのである。
アブラムシも同じような仕事をしているだけなのである。
種が出来、枯れかかっている株は、花は着けるが種を形成する力はあまりない。そうすると、良い種はできない、いわば不要のものとなる。そんな、部分をアブラムシが淘汰してくれているのである。
害虫か益虫かは、立場が違えば逆転する。
野菜を育てている側から見れば、アブラムシやアリは害虫である。一方、良い植物だけ残そうとする側から見ればテントウムシは、害虫なのである。なんてことにもなるから不思議である。

 
ボンジョルノの手探り菜園日記
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