2012/07/19 (木)
イベントを主催して、グループの皆が実感したのが、関係者への連絡の難しさ。
一般の方々の連絡手段が意外にプアなのである。
ケータイもあるし、メールもあるのでは?? と思うかもしれない。 だけど、実際やってみると、ケータイメールはアドレスを聞いてもほとんど役に立たない事が分かった。 ほとんどの人へ対して送れないのだ。PCからのメールは受け付けない、登録してあるアドレス以外から受け付けないなど。
じゃあ、PCのアドレスは? というと、ケータイがあるからいいと思っているのか、持ってない人が案外多い。 それに、持っていてもみてないという人を入れるともっと多い。
しからばFAXは? となると、これがメール以上に悲惨な状況で、持ってない、持ってるけど壊れてる、ずーっとインク切れで放置などなど、メール以上に使えない状態が続々。
最終的には「郵送」という昔ながらの方法が最も確実という、何とも皮肉な結果である。 相手はお年寄りとかではない、学生などの若者である。
まとめると、ケータイメールで仲間内だけでちょこちょことチャットのようなメール(ケータイのメールなんてメールとは言わない、私に言わせればあんなのはショートメッセージだ。業務には耐えられない)をやりとりしているだけ..それが情報流通の大半を占める..というのが、代表像として浮かび上がってくる。
昨日、外国をよく知る人から「とにかく、日本人、特に今の若者は内向き思考だ。海外へ出ようとしない、感心を持たない」と聞いた。 関係している連中がたまたまかもしれないけど、メールの一件があるのでこの発言、非常に理解できたような気がした。
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