2012/05/30 (水)
朝、出荷終了後プレスリリースの制作。 自分のイベントではないので、他の人が作った原案があるのだが、どうもインパクトに欠ける、文章が冗長で見にくいということで大幅に手を入れる。 で、勝手に報道各社に送る。市民紙、新聞社、テレビ局。 NHKは絶対来ないな〜と思いつつ、とりあえず送っておく。
今年はあと何回、こうしたリリースを送ることになるのだろうか..
ドリフトとはなんぞや? ドリフターズではない..意味は同じだけど。
農業でドリフトと言うと、散布した農薬が目的の作物以外の場所まで漂って他の農産物や物に付着してしまう事をいいます。
畑で仕事中、隣のおばさんが話しかけてきました。 「リンゴとトマトの両方に使えてアブラムシに効く薬は何がある?」 まるで口頭試問です。私は歩く農薬データベースではありません(笑) 「多分、モスピラン水溶剤。買うときに判子いるよ」と答えました。家に帰ってから合っていたか調べたのは言うまでもありません(合ってた..良かった..)
何でそんな事を聞くのか尋ねたら、自家菜園のトマトに農薬をかけると隣のリンゴ畑のじいさまがたいそう怒るのだそう。 「トマトの薬がリンゴにかかると出荷できなくなる」 と。
確かにその通りなのですが、自家菜園の人力霧吹きでかけるトマトへの農薬。 どうみても、リンゴに届くとは思えないんですが.. それに、リンゴがとれるのは10月に入ってから。仮にかかったとしても、それまでには分解してなくなっているんですが...
モスピラン水溶剤は、調べたらリンゴには前日まで使用可能だそうで、これならわざとかけてもまず大丈夫。 だけど、そのじいさまにはこの理屈は通用しなさそうだな.. 家庭菜園のトマトにかける薬より、あなたの空中高く農薬をまき散らすスピードスプレーヤの方がよほど迷惑なんだが...防風ネット張れよ!
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