納品
2012/05/18 (金)

今日は、ご注文頂いていたレストランに野菜を納品。
とはいっても、まだ葉っぱものばかりですけどね。

エンダイブも納品してきましたが、喜んで頂けました。
いや〜 ドキドキなんですけどね、どれくらいの出来かどうか。
あとは「でかい」って声も頂きました。
全体的にどれもでかいらしいんです..ってか大きくしているんですが、わざと。

レストランに納めているといっても、同じものを直売所でも販売しています。
直売所では小さいと売れないんですよ。売れ残っちゃうんです。
だから、大きめ大きめに作ります。

一方、直売所に出さずに宅配とレストランへの販売しかやっていない農家は、基本的に売れ残るという憂き目に遭うことはありません。
宅配は内容お任せですからね。内容は客ではなく農家が決める。だから、計算間違いでよほどたくさん作りすぎてしまった..とかでなければ売れ残ることは少ない。

こういった売り方をしている他の農家と話をしていると、ここに根底をなしていると思われるギャップを感じる事が時としてありますね。
「有機」とか「無農薬」と言って売ると、皆、ありがたがって買ってくれるという状態に慣れている訳で、客に選ばれるとか、選ばれなくて売れ残るということをあまり知らないんじゃないかというフシを感じさせる人がときどきいますね。

彼らは直売所には間違っても乗り出してきません。だって「有機」とか「無農薬」って表示できないから、法的な手続きをしない限りは..そして、ほとんどの人は手続きをしたくない。
もっとも、むざむざ安くしか売れなく売れ残りのリスクが大きい直売所に出す意味は彼らにとっては全くないわけです。
いきおい高く買ってくれるところ..つまりは東京などの大都会へ出すという事になります。かくして地元はじいちゃんばあちゃんの出荷者が跋扈するわけで。

話を元に戻しましょう..

地元で食べるのだから、鮮度が大切です。
シェフはすぐその日の昼に野菜をつかってくださいました。
朝6時頃にとれたものが、6時間後にはレストランに出ている訳で、新鮮この上ない。

正直、大変ではありますが、なんとか頑張っているシェフがいる限り新鮮なものをお届けしたいと思うわけです。

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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