2012/04/04 (水)
すごい風雨が去って、朝イチバンで畑を見回りしました。
ビニールハウスは以前住んでいたところではもっとスゴイ風に合っていましたので大丈夫と確信していました、飛来物が当たったりしなければ..
畑のトンネルが心配でしたけど、こちらも無事。 バンドが少し緩んだところがあったのでそれを直した程度。
あちこちで色々な被害が出たようですね。
明日は東京じゃ..
自然農法という農法があります。 はっきりした定義はありませんが、最大公約数的な共通認識としては、肥料をやらない、草を抜かない、プラスチックやビニールなどの資材を使わない(マルチや農ビなど)あたりでしょうか。
自然農法の人たちを見ていると、「自然」という言葉に甘んじてしまっているのでしょうか、物事を理路整然と考えることを放棄してしまっているように感じます。 自然といえども、物理や化学の法則、現象にしたがって動いています。 農法と、実際畑で起きている現象を科学的にとらえて解明する事は、全く別の次元の話のはずですが、このあたりが実にごっちゃになっている人が多いと感じます。 大変よろしくない。
自然栽培の理論を構築し、それに従って科学的な根拠で自然栽培をやれば、さらに進歩するのではないかと私は思うのですが、相変わらず「**と考えている」農法や、「**を期待している」農法がはびこっています。 そんなうまく、人間の期待通りに行きませんよ。肥料をやる慣行農法でさえも、人間の期待通りに肥料が効いてくれない事があるのですから。
自然農法の体系を構築し、もっと理路整然と話ができるようになれば、今は自然栽培をオカルトの一種と考えている人も、論議の土俵に上がってくることでしょう。 というわけで、自然農法を科学的に解明する壮大な仕事、誰かやってみませんか?
そういえば「**と考えている」農法は、現代農業にも多いですね... 毎月、よくもあれだけのネタを拾ってくると感心しますが、たまには過去のネタの実証や理論付けをやってみない? それをやって、「現代」農業の名前にふさわしい本になると思うんだけど..(笑)
なんて、いつも考えてるので現代農業は立ち読みするだけで買ったことがない..
意外に、自分、理屈でがんじがらめになる水耕栽培の方に向いているのかも..とか思ったりする今日この頃です。
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