2012/03/07 (水)
久々に知人のおやき屋さんへ行きました。
(ATOKに一言..「おやき屋さん」を「親機やさん」と変換するのはやめてもらいたい。信州の食文化を軽んじないで欲しい! ジャストシステムの怠慢である!)
一時は、店を続けようかどうしようかという話も聞きましたが、事態は好転したようです。
ですが、売り上げUPによる好転ではありません。人が減ったのです。 リストラではなく、自然減とのことですが、まぁ、それでも何とか仕事は回っていくそうなので、良かったっちゃ良かった訳ですが。
おやきといえば、信州の郷土色ですが実は、地元の人はあまり食べません。 意外ですが、本当にそうなんです。 信州でおやき屋さんがやっていけない理由には2つ考えられる訳ですが、1つは、おやきは買うものではなく家で作るものだからという理由と、もう一つは食べないからという理由。
おやき屋さんがやっていけない理由は後者です。 本当はこんなことではいけません。 スーパーコンビニはもちろん、そのあたりの喫茶店にもふらっと入ったら、メニューにお焼きがある..本場なら本当はそうあるべきです。
そのおやき屋さんは、地元の(そして多分、長野県で唯一の)おやき協議会の会長さんですが、そんなような話をしてみたら、結構 おもしろがって聞いてくれました。 おやき協議会だからって、おやき屋さんだけで全部やる必要は無いし、関係者だけでかたまる必要もないのです。 カフェでも喫茶店でも、ファストフード店でも協力できそうなところはどんどん協力し合えばいいじゃないと。
おしゃれなカフェで、コーヒーを飲みながらスイーツ仕立ての甘いお焼き..いいじゃありませんか?
夜は、某協会の新年会に参加してきました。 世の中ひろしといえども、3月に入ってから新年会をやるなんてこんなところ位かもしれません。
まぁ、飲食業界なのですが、いつも出入りしているのが、飲食業界の新鋭派(あるいは独自派?)とたとえるなら、今回は本流派。 全く、いつも合う人たちとは世界が違うので、知った人がいません。
こんな大して広くない町の飲食業界でも、流派が違うと人が全然違うのが面白いところです。
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