農地/紅葉祭り
2011/10/09 (日)

農地って何だろうか? とよく思います。
野菜や米、果物を生産するための土地...辞書にはそんな事が書いてあるのかな..調べてないけど。

農地はあくまでも人の財産です。
しかし、同時に公共的な財産という意味合いも強くなってきています。
この先、日本が今まで通りに自由に食料を買えなくなる可能性は濃厚です。もちろん、お金を出せば買えますが...

近い将来「お客様は神様です」という思想は、実はガラパゴス現象であった事を思い知る時が来るのではないだろうかと予想します。

すると、ますます、農地の公共性という面が重要になってくる。

農地についてはもう少し、個人の財産という面を縮小して公共性の面を重要視する政策をとるべきではなかろうか?

具体的には、空き農地。なぜ空いているかというと、空かせておいても困らないから。
それを、農地が空いていたら地主が困るような政策へ更に進めるべきだと思います。例えば、地主が自ら耕作せず、かつ、貸してもいないような土地は大幅に税金を引き上げるなど。

現況はもちろんのこと、貸借の手続きがしっかりなされている事がポイント。(今はおざなり)
ヤミでの貸し借りは、行政に把握されないために折角の各種助成なども、実際に耕作している人にではなく、何もしてない地主へと金が流れてしまう。本来、ヤル気がある人へ渡されるべき金が、ただヤミで土地を貸しているだけの地主に流れてしまい意味が無くなっている例が多数ある。

自分は何ら耕作せず、実は他人にヤミで耕させ、知らぬ顔して補助金を受け取り、耕作している人からは小作料をとる。補助金泥棒である!!

とにかく、きちんと耕作している人にわたるべきお金がきちんと渡るようにすること、そして、空いている農地を持っていたら地主が困るようにすること、これを解決しない限り農地は流動しない。
手続きなんぞいくら簡素化したって、持っている人が手放さないので無理なのだ。

この本質を改善しないで、周辺ばかりいじくっている今の国や行政の状況は実にもどかしい。

それと農業従事者については、条件が恵まれた農地はとにかく大規模化すべきと思います。
必要なら、民家や道路、公共施設、鉄道などを立ち退かせてでも圃場整備すべきと思います。

一方、こういった大規模農業では埋められない細かいところを補っていく、小さなヤル気のある農家も応援すべき。
大手流通は、どのみち画一的な農産物しか必要無いのだから、同一品目を大量に作る大規模農業に任せて基礎を確保し、小さな農家に食の多様性や伝統作物や伝統食の伝承などを託してはどうかと思うのですが、いかがでしょうか。

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以前住んでいた町の紅葉まつりへ行ってきました。
8月の音楽祭に出て下さったミュージシャン、Tremolo Earthの演奏がありましたので、見てきました。

祭りは、湖のほとりで行われ想像よりもたくさんの人が来て賑わっていました。

地元の飲食店のブースが多数あったほか、農産物や加工品の直売店、ストラックアウト、ヨーヨー釣り、魚釣り大会、丸太早切り競争、宝探し、コンサート、ヘリコプターの遊覧飛行など、楽しめた一日でした。

画像1 この湖のほとりで紅葉まつり
画像2 飲食店や農産物直売などのブース
画像3 丸太切り競争に参加する信州のゆるキャラ アルクマ君...着ぐるみ着ての参加はマジ辛そうでした。きちんと真面目に切っていたけど、8割くらいまで切ったところで、切るのを止めてしまい、最後は足で蹴って割ってました。カワイイ顔して結構、荒っぽいキャラやな..

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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