2011/09/22 (木)
**農園日記オーナーさん限定 洋梨販売しています。9月20日の日記をご覧下さい**
洋梨の追熟を適切に行う為に、冷蔵庫の温度を制御する外付けの機械を作った事は、少しまえのこの日記に書きました。
その一連の作業で気がついた事があります。それは... 「冷蔵庫って意外に冷えないものだな」
そんな事はない、我が家の冷蔵庫ではビールがギンギンに冷えている..そうお思いかもしれません。
空っぽの冷蔵庫を予冷しておき、中に室温の洋梨をいれると庫内の温度はみるみる上がります。もちろん、コンプレッサーは動いています。 最終的に温度が落ち着くのは丸一日近く経ってからです。
冷蔵庫は、もちろん冷蔵庫自身が内部を冷やす機能もあるけど、それ以上にすでに入っているものが冷えていて、それが保冷剤的な効果を果たした結果、内部の温度が安定する効果の方がはるかに大きいようです。
冷蔵庫が新たに入れられた食品を積極的に冷やすのではなくて、すでに入っている周囲の食品が新たなに入れられた食品を冷やす..と、こう考えた方が良さそうです。
よく、冷蔵庫のドアを何秒開けたら温度がいくら上がる..と言いますが、庫内の温度はドアの開閉ですぐに上がります。
温度計を見ていますと、ちょっと品の出し入れに手間取るとすぐに20℃近くになってしまいます。 短い開閉でも、確実に3,4℃は上昇します。これは庫内の空気の温度です。
もっともこれらの場合は、中に入っている品物自体はこんなにすぐに暖まりませんので、ドアを閉めると速やかに庫内の温度は下がります。庫内の冷えた食品が温度を下げてくれるのです。
先日、ある口コミサイトで冷蔵庫の口コミをチェックしていたら、こんな書き込みがありました。 「買ったばかりの冷蔵庫。庫内に温度計を入れて調べたら、ドアを開けると庫内の温度が3℃ほど上がる。たとえドアを開けたとしても設定温度からこんなに上がるのはおかしい、初期不良だとクレームを付けて、販売店に交換させた」
販売店の人も、メーカーの人もご苦労様です。
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原発論議、相変わらず続いています。
例えばコレ「次々と破綻する欧米の再生可能エネルギー関連企業」 http://agora-web.jp/archives/1384322.html
まぁ、破綻したのは再生エネルギー関連企業だけじゃなくて、原発を持っている東電も実質破綻なんですがね(笑)
私は賛成派、反対派どちらの意見も尊重するけど、さいごの下り「頭がおかしい」は残念ながら一線を踏み外した大変不適切な発言だろうと思います。
原発問題の焦点は、残念ながらこの人が言うような経済的な点ではない。 また、ハードウェアの安全性の問題でも無い。
問題は、主に人的面だと私は思っています。 事故から半年以上経つのに、対策はのらりくらり、人的な原因究明も進んでいないし、反省も見られない。 また、一部不明朗なカネの動きなども報道されている。
原発そのものに反対なのではなく、こんな連中に(まぁ、ひいては国民にフィードバックされる訳だが)原発を扱わせる事が反対..多くの人の心中はこんなところが正直なところだと思います。
そこへ経済性だの電力の安定性、はてまたここへ来て更に安全性を説いても議論は全くのすれ違いが生じるだけだと思う。 過去を真摯に顧みて、どのように問題があったのか、そしてどうするのか、で誰がどのように責任をとるのか、その点をはっきりしないと、なかなか原発復帰という世論にはならないだろうと私は思います。
東電を精算して補償金に全部回したらアカンの? 送電部門を売却してその売上金も補償に回したら? そんな素人でも考えつくような事が、きちんと説明されない限り、やはりコイツらには原発を扱わせてはダメだという意識はぬぐい取れないと思いますね。
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台風が過ぎましたが、今日も雨が降ったり止んだり。台風一過とはなりませんでした。
風は、少し吹いただけで果樹には被害無し。畑は一部水が溜まりましたが、まぁ、問題無いでしょう。 この春から作り始めた畑は、春の台風の時ほどは水は溜まりませんでした。 作付けているうちに、段々と水はけが良くなって行くことを感じます。
先日新たに借りた畑は、それに比べると水が溜まっています。 まずは、土を深くまで耕してくれる作物を作る予定です。 いよいよ、念願の小麦を作れるかも。
あるいは、最初からサブソイラを引いた方がいいかも。 ただ、石が浮いてくるんだよね、サブソイラ入れると。
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